さびしい帰省とかあさんの言葉

こんにちは、妻のアンです。

夫マシュウの帰省の記事を読み、泣いてしまいました。

美味しい海の幸を楽しみに夫の実家に帰省するいつものゴールデンウィーク。

今春は結婚以来、初めての出迎えてくれる人のいない帰省となった。

ガランとした居間に愛用の籐の椅子が2つ並んでいる。

でも、いつもの二人の姿がないのだ。

寂しさに浸る間もなく、荷物を置き、すぐに病院へ出向き両親を見舞う。

義父は元気だったが、義母は前回よりカナリワルイ・・・

看護師さんからここ数日間の様子を聞いているうちに涙が出そうになったが、こらえた。

泣いている暇なんかないぞ!と自分に言い聞かせる。

今回は、近々退院して介護施設へ移る義父関連の諸々の手続き、打ち合わせ、預金通帳の整理や家の片づけなど、限られた時間でこなさなくてはいけないことが、てんこ盛りのハードスケジュール!(気合を入れなくては!)

外出許可をもらい、義父と夫と私の3人で施設の見学、そして今後の打ち合わせとなった。

明るい雰囲気とやさしいスタッフの皆さんがすぐに気に入り、「早く入居したい」と言い出す義父。(よかったね!父さん・・・安心したよ。ここでゴネられたらどうしようかと思っていたよ)

3日間の滞在中、義母はほとんど言葉を発しなかった。

でも、消え入りそうな声でやっと聞きとることができた

「か・・え・・り・・な・・さ・・い」の6文字の言葉。

「私は大丈夫だから、アンタたち疲れるから早く家に帰りなさい」・・・というかあさんの想いだったと思う。

「うん!わかったよ。また来るからね。」と頭を何度もなでた・・・。

・・・・・・夫へひと言・・・・・

息つくひまのない3日間でしたね。

重要な用事を次々とこなしてくれてありがとう!

おかげで、私は家の片づけに集中できましたよ。

頼れる夫に感謝!(笑)

30年ほど前、家を新築した時に、わずか60cmほどの苗木を義母が送ってくれた我が家の大切な「桜」。こんなに幹が太くなり、今年もたくさんの花をつけた。 そうだ!!この桜「かあさんの桜」と命名しよう!!

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