夫のマシュウです。
先ごろ、私の母親がお世話になっている、田舎の特別養護老人ホーム(特養)が建て替えられました。
新施設への引っ越しも完了し、母親もそれまでの6人部屋から
「念願の個室」に入ることになって、喜んでいるのか?寂しがっているのか?
これまでも同室の方とは問題は起こしていないので、これからも心配はないかと・・・?
施設内のお友達とは、お菓子を持って部屋を訪問したりしてダベッていたようで、
これからも訪問は続くのかな(笑)
少しでも長く、真新しい環境で
「こころ豊かな暮らし」ができたらというのが私のささやかな願いでしょうか。
「費用負担」の問題を除けばですが・・・(^_^;)
というのも・・・
新しくなった施設で暮らすことができるということは、
それだけ「負担が増す」というのは経済原則なのでしょう。
先日届いた書面の中に「新築移転後の入居利用料」が示されていました。
以前からアナウンスされていましたので、特段驚くことでもないのでしょうけど・・・(^^;)
しかし、これまでの変遷をたどると、その「負担の大きさ」に愕然!💦💦
自己負担額で大きいものは「居住費と食費」になります。
入居当時は、居住費が1日370円、食費は1日390円でした。
しかも社会福祉法人の「減免措置」も受けられていましたので、
毎月の施設利用料の自己負担額はおよそ「45~46,000円くらい」で済んでいました。
まずは・・・
昨年8月に「食費の自己負担額」が増えました。
「本人名義の貯蓄額」によって自己負担額が決められたのです。
貯蓄の多い人は、その中から切り崩せばいいだろうという発想でしょうか。
食費の負担が「1日約1,000円増えて1,360円に大幅にアップ!」😲
1日約1,000円ですよ!これはヒドイ!!
居住費は変更がありませんでしたが、自己負担額が
一気に「月々の負担が79~81,000円」に増えたのです😞
そして今回の新施設への移転で・・・
「居住費の改定」がありました。
まあ、新しくなるのだから仕方がありませんけど、
それまでの「370円から一気に1,310円」になるそうです(@_@)
そうなると「月々の施設利用料が概算で104,700円程度」になるということ。
つまり「入居当時は46,000円くらいの負担」であったものが、
今度は104,700円くらいへと「2倍以上もの負担増」になってしまうんです💦💦
直近の自己負担額の比較で年間で28万円、
「入居当時からでは年間で70万円もの負担が増える」ことになります💦💦
これは痛い!!!
母親の年金収入は遺族年金合わせて毎月136,000円にしかなりません。
特養にかかる経費の他に、定期的に病院に通院しているので診療代や薬代、
理髪代、嗜好品だって買いたいでしょう。
そうなると、ホント、毎月カツカツです(^_^;)
実家の固定資産税や電気料金は貯蓄から切り崩します。
いくら貯えがあるといっても、
父母がなけなしの年金から節約してチマチマと積み上げてきたものです。
老後の資金なので、まさに、今使わないでいつ使う?
子供の遺産として残す?
遺してもらっても、うれしいほどの金額なんてありません。
母親に掛かるであろう「葬儀費用」と「実家の処分費用」ですべてなくなるはず!
なんとか、父親が遺した遺族年金と母親自身の国民年金で賄っていくことはできないものか?
目下の、長男の私の使命は、母親の貯蓄の管理でしょうか。
「負担増になる日」がいよいよ「目前」に迫ってきました💦💦
ところで、そんな時・・・
新聞記事を見つけました。
国が昨年8月に、
介護保険施設を利用する低所得者の居住費や食事代を補助する「補足給付」を、
収入や資産などの要件を厳しくして「縮小した影響」がどんなものだったのか?
ある調査で「食事代の負担が増えた」という人が、
調査した施設の36%に上ったということが載っていました。
そのため「生活用品の購入」を「最低限」にせざるを得なくなったとか・・・
低所得者に最後までお金を使い切らせることになる・・などの声も!
今回の値上げを見ると、つくづく、ホントに、そう思います(^_^;)