夫のマシュウです。
ある日の夕方のこと、私の携帯電話が鳴りました。
母親がお世話になっている田舎の特別養護老人ホーム(特養)からです。
電話の相手は、母親を担当している看護師さん。
最近の母親は、入退院を繰り返していますので、
またか?と、心配が頭の中を走ります💦
看護師さん「実は、〇〇さん(母親の名前)のことなんですが・・・」
私「どうしましたか?」
看護師「この前退院されたので、以前から予定していた白内障の手術のことなんですが・・・」
私「何度も延期して、すみませんね」
看護師「そのことなんですが、〇〇さんに確認したところ、手術しないというんです」
私「え!そうなんですか?」
看護師「手術が決まると毎回、体調が悪くなって入院するので・・・と心配してるんです」
そういえば、白内障の手術を希望して手術のスケジュールが決まり
私も同意書に署名したことを思い出します。
ところがいざ入院、手術が近づくと、
なぜか熱を出すなどしてキャンセルの繰り返し(^_^;)
母親にすると
手術するといいながら、結果として延期してしまうことの申し訳なさと、
決まって体調を崩すことの恐ろしさも感じているのかもしれません💦
看護師「緊急を要する手術でもありませんからね」
「無理強いすることはできませんので、様子を見ますから」
私「ご迷惑をかけますが、本人の意思を尊重してください」
看護師「いつでも気持ちが変わったら、また外来で診察をすることから始めますね」
あれほど文字が見えにくいと、ストレスを抱えていたにもかかわらず、
手術したくないという母親の選択。
91歳という年齢のことを考慮すると、
「視力回復」と「いのち」の天秤なのかもしれません💦
私「これからも、お世話になります」
看護師「退院後は食欲もあり元気に過ごされてますので、今のところ問題はありませんから」
その言葉を聞いて安心しました(^^)/
母親の大好きな通販のカタログを送るのは少し先になりそうだと、妻に報告します。
妻「本は読みにくいようだけど、私も手紙の文字をマジックで大きく書いてるし、
好きな時代劇のドラマも楽しんでいるみたいだから、
特に苦にはなっていないんじゃないかな~」
そうですね!
妻の言う通りかもしれません。
なので、もう少し、様子を見守っていくことにしました(^^)/