アタフタ！アタフタ！４０年ぶりの子守！

夫のマシュウです。

今回の東京行のメイン行事は孫っ娘との「初の対面式」です。

その一方で、６日間の長い滞在期間なので、せっかくの機会に周辺の観光地を見て歩こうとの考えも持ってました。

ですが、孫っ娘に会うと、そんな時間はとれないことに気が付いた我ら(^^;)

実は、子供夫婦には魂胆があったのです。

私たちに孫っ娘を見てもらっている間に、自分たちで買い物をしてきたいというのです。

子供は、会社の育休を２週間とれたといいますが、

夫婦だけでは子守をしながら買い物にはなかなか行けないとのこと。

もちろん、子供の秋冬物の衣類がないので買いだめしたいこともありますが、

この際、食材も冷蔵庫いっぱいにしておきたい様子。

なにせ私たち（おもに妻）は「歩くＡＴＭ」ですから・・・(笑)

「おれたち二人で買い物に行ってくるから、その間、孫っ娘の面倒をよろしく！」

妻「え？よろしくって！？」

「私たちが赤ん坊の子守りをしていたのは４０年も前のことだよ」

「泣いたらどうしよう？」

子供「ミルクも飲み終わって寝かしつけてから行くから、２時間くらいは大丈夫だと思うよ」

「もしも、おもらししたらおしめ替えておいて」

ゲゲゲ！

私「オレはできないよ！」いち早く離脱宣言します(笑)

そういう汚れ役？？は妻に任せます！(笑)

さあ、大変！

子供夫婦が出かけてしまったので、これから帰るまでの間は、我らの責任で子守りしなくては！

寝かしつけてるとはいうものの、いつ目を覚ますかわかりません😓

しばらくは静かに寝ていたものの、頭を動かしながら目を開けます。

ちょっと泣きそうな声をあげては、また目をつむります。

そのたびに、ハッとする我ら。

妻は？

カワイイ、カワイイと言いながら、頭をなでては髪の毛を整えていると思ったら、

前髪を絞るようにとがらせては「ノックちゃんにしちゃおう」(横山ノックさんの髪型）

私「こんな時に遊ぶんじゃないってば～」

さらには、耳を触ったり、足の裏を触っては、

妻「汗で何だかペタペタしてる。あの子（息子）とおんなじだね！」

やがて、孫っ娘が目を覚まして、誰だろう？という目つきで妻の顔を眺めています。

そして、暑くて頭に汗をかいているので気持ちが悪いのか、ぐずり出しました。

私「こりゃ、大変だぞ」(不安でいっぱい）

妻「おー、よしよし」（何だか余裕ある？）

抱き上げ、腕を枕に抱っこします（超うれしそう）

「この感触、４０年ぶりだよ。大丈夫かな？」

私「腕の位置に気を付けてよー」

妻「うん！大丈夫だよ。おー！よしよし！札幌のおばあちゃんだよ」

「あ！笑った！笑った！」

「パパも抱いてあげなよ」

慎重に孫っ娘を受け取った私・・・（胸がドキドキ）

かつて息子を抱っこしたときの感触は覚えていません。

ぎこちなく抱っこされた孫っ娘が不安そうに私の顔を見上げています。

私「変なおじさんでちゅよ！あー、変なおじさん、変なおじさん」（志村けんさんの真似）

妻「もう、なに言ってるんだか～(笑)○○ちゃんが困惑してる顔してるよ」

私が必死に笑ったり、口をすぼめたりと、変顔しながらあやし続けると笑うんですよ。

私「わーお！○○ちゃんが笑ったよ！」

「オレって、あやし方上手なんじゃない」

妻「違うよ！○○ちゃんは、見慣れない顔のおじさんに気を遣ってるんだよ！」

なおも続けます。

私「変なおじさんでちゅよー」

じいちゃんとは言いたくない自分のせめてもの声掛けは、

じいちゃんより、若いのがおじさん？（何言ってるのか？）(笑)

それが「変なおじさん」になってしまってる自分のボキャブラリの貧困さに

情けなくなってしまいますが・・・😢

やがて・・・

買い物から帰ったお母さんの顔を見ると、

安心したようなまなざしを向けニコッと笑うんです。

妻「やっぱりお母さんの顔を見ると安心するんだねー」

こうした子守が、３日間続きました。

少しは、札幌のジジババのこと覚えてくれたかな？

覚えるわけないか・・・(笑)

でも、

妻や私があやしている様子を動画にたくさん収めたから、

孫っ娘が大きくなってから観る機会があれば、

ジジババが、こんなあやし方をしていたことを懐かしむのでしょうか。

いつか一緒に観ることができる日を楽しみに取っておこう！(^^)/