夫のマシュウです。
新年を迎えると、みんなひとつ歳を重ねることになり、私も春には71歳になります。
私の田舎の特別養護老人ホーム(特養)で暮らす母親も間もなく93歳!
息子である私も高齢になって、時に体調を崩したりしますが、
高齢の親の面倒を見ることは「老々介護」のようなものでしょう💦
私たちの周りでも・・・
同じような年代の方が同じような境遇にあって、
親が住んでいた家を処分して介護施設に預けたという話やら、
介護施設探しに奔走しているという話を耳にします。
親の面倒を見るのは、子や親族の務めではありますが、
親に関するいろんな「手続き」をすることも、子の役目。
それは見方を変えると、
親の世話を通して、今の「介護制度」や「福祉の制度」などを知る機会でもあります。
明日は我が身でもありますからね(^^)/
昨年の暮れから
政府の経済対策が議論されていますが、そこでの目玉施策として
所得税の減税と並んで低所得者への給付、
特に「非課税世帯への給付」も議論されていたように記憶しています。
それはそれとして・・・先日、母親が暮らす町から
「重点支援交付金の追加支給」に関するお知らせが届きました。
趣旨は?
エネルギー・食料品等の物価高騰による負担増が強いられるなか、
特に家計への影響の大きい「住民税非課税世帯」に対して、
支援給付金を支給するというものです。
支給対象は?
令和5年の住民税均等割が非課税である世帯が対象!
「7万円支給」されるというお知らせで、
母親が対象世帯になったとして案内が送られてきたのです。
令和5年度は、先に、同じ趣旨で住民税非課税世帯に3万円が支給されていましたので、
今回の追加給付で、都合10万円頂けることになります。
もともと、母親の場合、年金所得が少なくて
年金受給額は特養に支払う費用でほぼ消えてしまっていたので、これはありがたい事業です。
ですが・・・
この手の給付金は、支給の対象者側から申請しないといただけません💦
対象者リストに基づいて勝手に振込んでくれれば楽なのですが、
そういう訳にはいかないのでしょう。
対象者のなかには、あえていらないという人もいるのかもしれません。
ところで
私の母親あての町からの通知書の類は、私が代理で受け取ることにしています。
年老いた母親は、このような制度があることを知る由もありませんし、
知ったところで、一連の手続きができるのかというと、出来ません。
父母が夫婦二人で生活していた頃であれば、
このような手続きの通知書が届いても、二人で相談して
あるいはご近所の方に聞いて対応できるのでしょうけど、
手続き等に疎い母親には無理な相談です💦
父親が亡くなった時も
戸籍の死亡届を出し、預貯金の相続手続きに始まり、
遺族年金の受給手続きなどを家族がしてあげなければ、
恐らくは母親一人ではできなかったことでしょう。
病院での医療費の支払いと、負担限度額を超えて多く支払った高額療養費が戻ってくることも知りません。
一人ではできないことも、子供や親族が気をつけてみてやらなければなりません💦
それが子供としての務め、家族としての務めとして、
今年も漏れのないように手続きをしなければならないと思った次第です。
将来の、自分ごととして跳ね返ってくるのですから・・・
さて、わが家の子供にそういった手続きの類をどう引き継いでおくか、
そろそろ考えておかなければなりませんね(^^;)