夫のマシュウです。
移住も数日後に迫ったある日、
遠く離れた田舎の特別養護老人ホーム(特養)で暮らす私の母親が毎月、
診察を受けている地元の病院から定期便が届きました。
<便りのないのが良い便り>ではありませんが
特養からの電話にびくびくしながらも、
遠くの地から元気で暮らしているんだろうなーと思いをはせる毎日。
それでも、毎月、特養から送られてくる施設利用料金の請求書や
スーパーでの買い物レシート、それからたまに職員の方から電話でパン代が足りなくなった
と聞いては、ああ元気で暮らしてるんだなーと安心するのです。
ですが、特養での暮らしに問題ないのだろうか?とか、
何か病気などに罹ってないだろうか?などと心配は尽きないものです。
ここでは看護師さんの健康管理の他、毎月、隣接する病院でも主治医の診察を受けています。
その結果が、今月も病院から請求書として届けられます。
「今月分は350円」
これを振り込むのに手数料220円(^_^;)
毎回、ゆうちょ銀行のATMの前に立つと、まとめて支払う方法はないの?
手数料がこんなに高いなんてと思わず愚痴が・・・
今月分の支払いをしに行く私に、妻が
「おばあちゃんの診察の費用が350円で済んだってことは、今月も
どこも悪いところがなかったっていうことでしょ」
「入院したら何万円もかかるし健康状態を確認する費用だと考えれば安いもんでしょ」(笑)
母親が特養のお世話になり始めた頃は・・・
こんなに少ない病院代を毎月高い振込手数料を負担して
支払いに行く不合理さを嘆いていました(^_^;)
母親の少ない年金の中でやり繰りしているのに理不尽さも感じていたものです。
ですが、遠く離れて暮らしていて、何もできない私たちが母親の健康管理に尽くしてくれていることのコストと考えれば、安いものなのかもしれません。
今では、ATMに向かっていても、操作画面に表示される手数料にブツブツ文句を言うことがなくなりました(笑)
これから、母親とはさらに遠く離れることになりますが、
毎月送られてくる特養と病院からの請求書の金額が
これまでと変わらないことを祈っている私です・・・☆