マンションの資産価値アップにつながる？

夫のマシュウです。

わが家の周りのマンションでは、この春から何棟もリフォームが行われているようで、

工事囲いの足場が組まれ、網で覆われているのが目立ちます。

あるマンションでは・・・

この冬までの「長期間の工事」になるようです。

いずれも築３０年から４０年を超えるマンションのようで、

確かに「大規模修繕」のタイミングではあります。

わが家でも、中古マンションを購入しようと考えたときの「優先順位の上位」に

「建築年数が浅いこと」をあげて探したものです。

先日・・・

朝刊を読んでいてある新聞記事に目が留まります。

札幌市が『マンション管理計画認定制度』で

西区のマンションを初めて認定したといいます。

認定されると、マンションの「固定資産税の減額」や

「融資の金利引き下げ」などの「特典」が受けられるといいます。

札幌市では今のところ、この西区のマンション以外に申請がないともいいます。

この『マンション管理計画認定制度』って何？

記事によると、

国土交通省により施行された『マンション管理適正化法』の改正に基づいて、

２０２２年４月に創設！

「分譲マンションが管理組合によって適正に維持管理されていること」を

証明する地方公共団体が認定する制度で、

今年の春から、北海道においても道と札幌、旭川、函館の３市が認定制度を開始！

今回の札幌での認定が全道で初めてということです。

この制度は？

全国で増えつつある「老朽マンションの適切な修繕を後押ししよう」と

国の方針に基づいて「管理適正化推進計画を策定」して、

「１７項目の基準」を満たすのが条件です。

その主なものでは、

★「管理組合の運営」があり、

マンションの管理者等が定められていて、集会が年１回以上開催されていることなどが求められます。

★「管理規約」が策定されていることと、

規約にマンションの適切な管理のために必要な約定が定められていることが求められます。

★「管理組合の経理」では、

管理費と修繕積立金等が明確に区分されて経理が行われていることが求められ、

★「長期修繕計画の策定と見直し等」では、

修繕計画と積立金が集会で決議されていることが必要だといいます。

この認定制度のメリットは？

認定を受けることで「適切な管理が行われているマンション」だという証明になるので、

「マンション管理水準の向上」や「資産価値の維持」と「マンション住人の安心」

につながるといいます。

札幌市内のマンションでも、

老朽化の進んだマンションなどで、管理組合がないものや、

適切な管理が行われていないなどで、外壁が剥落したりしても、

対応できてないものもあるように聞いてます💦

そうなると、資産価値はき損してしまうことになり、

売るに売れないことにもなってしまいます💦

そうならないためにも、認定制度を活用して、

普段から適切な管理をすべきだということでしょうか。

2年前、私たちがこのマンションを買う時に・・・

こうした知識もなしに決めてしまったのですが、

幸いにも「前住人の方から分厚い管理規約」を引き継ぎましたし、

その中には長期修繕計画書もありました。

仲介業者さんからも「管理組合」があるという説明を受け、

しっかり管理されているマンションだと思いました。

昨年初めて出席した、年１回の総会でも、修繕積立金の承認をした記憶がよみがえります。

マンションを売り買いするときには、

こうしたことも事前にチェックすることが必要だったということを、

あらためて確認したところです。

ところで、

この認定制度、果たして、当マンションの取り組みは？(^^)/