夫のマシュウです。
30数年前、私たち夫婦が初めて札幌市の郊外に家を建てたときの話です。
まだ「町内会」は出来立てのほやほや・・・
役員さんも熱意を持って、町内会の親睦を深める活動に取り組んでいました。
しかし・・・
30年の時を経て、最近では町内会長などの役員を決めるのに
すったもんだ、というより誰も「なり手」がなくて町内会活動も曲がり角に・・・
町内会の総会も発言者が決まっていて、資料の表現に「いちゃもん」をつけるような輩も。
町内会は市政の実行部隊のような役割も担っていますが、
参加者も低調で、町内会なんて必要ないんじゃない?
という意見も出るようになってきました。
戸建ての場合は、最近、他人との関係性が希薄になってきています(-_-;)
マンションは?
戸建住宅が集まった町内会と違って、
一棟の建物を「区分所有」しているとはいえ「共同生活」している関係性があります。
マンションの「維持管理」のためには費用も掛かってきて、
「町内会費」とは意味合いが違います。
マンションでは、保安や保全、保守、清掃、ゴミ処理、修繕などは
各戸が意思統一して共同で運営されなければなりません。
私たちが移り住んだマンションにも、町内会に似たような組織として、
区分所有者で構成する「管理組合」という組織があります。
共同生活とはいえ、どういう方が住んでいるか?全くわかりません(-_-;)
日常的に顔を合わせる機会も少なく、
例えば、
各家庭のゴミはゴミステーションに集めることになっていますが、
その場所は早朝の1時間しか使えないので
100戸以上のお宅のゴミ捨てが短時間に集中しますので、
そのときくらいは偶然鉢合わせということもあるのですが、
その際は「挨拶程度」が関の山。
お向かいの部屋にだって何か用事でもない限り行けませんので、
我ら夫婦、いまだにお友達ができません(-_-;)
日常生活を送るなかでは、
隣近所でお付き合いするという関係性を築く「きっかけが希薄」に感じられました。
なので・・・
妻とは「管理組合の会合」などがあれば、二人で積極的に顔を出していこう
という話をしていました。
管理組合の理事会のメンバーは任期があって、理事は2年ごとに、班長は毎年代わります。
順番がきたら断らずに「積極的に引き受けよう」と妻アンは張り切っています(笑)
(ホントにポジティブ)
そういう場を利用して顔を広げていかないと、付き合いの幅が狭くなってしまうね・・・
などと話している矢先のことです。
お知らせ?
管理組合から一つのお知らせがポスティングされました。
内容は、共用部の電気・熱経費である『管理費』の改定と、
管理会社の『委託費』を改定するというもので、その説明会を開催するというもの。
管理費や委託費は10数年前の新築時から据え置かれたままだったそうです。
私たちにとっては入居したばかりなのに、
ここにきて値上げされるという報告はショックですが、
今回の私たちのミッションは「ことの是非」より、
まずは「参加することに意義」があります(^^)/
説明会なるものの雰囲気、様子を伺うことです。
早速「出欠報告欄」に夫婦で参加させていただきます・・・と申し込みました。
開催日
10分前に会場になっている集会室に行くと、すでに理事さんたちが待ち構えています。
どうやら私たちが参加する住民の一番乗りのようです。
控えめに後ろの席に夫婦で並んで座ることにします。
徐々に参加する方々が集まってきます。
妻アンは、どんな人がやってくるのか興味深々で伺っています(^^)/
一般参加者は私たち夫婦を含め14~5名でしょうか。
説明会は、理事長から値上げ理由と、過去の経緯を含めて改定の必要性を訴えます。
新型コロナ感染対策で、短時間開催と謳っていましたが、ことが値上げの説明なので、
元理事長経験者など参加者からいろんな意見が出され、集会が終了したのは2時間後。
それでも、
妻「参加して良かったね!」
「町内会のときのような、変な質問する人もなく皆さん意識が高いわー」
こうした機会をきっかけに、
我ら、マンションデビューする日?も近いのではないでしょうか。
さて、お友達が出来るのか・・・気になります・・・(^^)/