夫のマシュウです。
マンションの「売買契約」からひと月ほどたったころに、
「決済」と「引き渡し」日が設定されています。
さきに「売買契約」を交わした日に「手付金」を渡してから、
概ね1カ月後のこの日に「決済」の手続きをするということになります。
この段階で「売り主」「買い主」「仲介不動産業者」に「司法書士」が加わり、
「所有権移転手続」「最終金の支払」があります。
予定では買い主の指定した「銀行の一室」を借り「お金の受払」をすることになっています。
買う方の我が家は、
実印と印鑑証明書(3カ月有効)、新住所の住民票、
残代金支払いの金融機関通帳・通帳印、身分証明書が必要になります。
この段階で支払う残代金はさすがにン千万円にもなるので
現金という訳にもいかないのでしょう。
買う方は「払戻し」伝票を、
売る方は「預入」伝票を書いて、銀行員に渡し処理してもらうというのです。
司法書士や不動産業者への支払いはその場で現金払いです。
ところで・・・
このやり方にかねてから疑問があります(-_-;)
「売買契約」でも一堂に会さず持ち回りでできたのに、
★「決済」であえて当事者が集まる必要性は?
★司法書士の立ち合いは必要なの?
★不動産の移転登記書類に持ち回りで署名押印はできないのか?
★支払う金額や銀行口座だって、あらかじめ聞いておいて振込みもできるのでは?
★このご時世ですから時間短縮にもなるし、密を避けることもできるのに?
★さらには効率化だって図れる?
★鍵の受け渡しは不動産業者を介してで良いんじゃない?
こんな疑問を妻にぶつけるとイヤーな顔をしています(^_^;)
妻「この前も不動産業者に聞いてたよね、パパ、しつこいんじゃないの?」
ですが、ふつふつと湧いてくる疑問を、黙ってはいられません。
このことに関して、
私めが「ひと波乱」起こしてしまいました(^^;)
この日に先立つこと10日ほど前のことです。
不動産業者から渡された当日の手続きの資料を見ながら疑問をぶつけます。
私「どうして一堂に会する必要があるのでしょう?」
「不動産売買の決済では当事者が集まらなければならないという法的なしばりでもあるんでしょうか?」
「それとも、めでたしめでたしと手打ち式でもあるんですか?」
業者「いえいえ、何もありません。」
「当事者本人を確認するためです。」
私「不動産の登記は、相続の登記もそうでしたが、
その場にいなくても身元の確認とか、署名や押印はできるんじゃないでしょうか?」
「費用の決済も現金の授受でなくても、振込でできないんでしょうか?」
「高い交通費かけて金融機関に行くよりも安く済むんですが・・・」
「この新型コロナの変異種がまん延している中で、ワクチン接種も終わってないし、
危険を冒してまで極力、街なかに出かけたくないんですが・・・」
「会わないで「決済」できる方法を考えてくれませんか?」
「司法書士にも強くお願いしてくださいよ」
「このご時世ですから、不動産業界の慣習を破ってください」
「損保の契約だって、担当者の顔も知らないで契約できましたよ」
強い希望であることをまくしたて、検討をお願いしたところ、
すぐに折り返し、連絡がきました。
司法書士からの電話で
「当日は欠席されるということで伺いましたので、当方から登記の委託状を送りますので
署名押印して、免許証の写しと新住民票を添えて返送願えますか。
それで手続き出来ますので」
私「郵送でもいいんですね?」
司法書士「返送用の封筒を入れてますので、速達で送ってください」
私「わかりました」
次いで不動産業者からも電話が入ります。
業者「契約日に振込をお願いします」
「その振込の着金を確認して引き渡し完了となりますので」
私「なんなら、前の週にでも振り込みはできますよ・・・」
業者「不動産取引の場合、現金が振り込まれた日が引き渡し日になるので、
当日にお願いします」
私「それであればわかりました。当日の朝一番で振込しますよ」
なんだ、できるじゃん!
やればできる!!(笑)
じゃなく、無理が通れば道理が引っ込むとでも?
不動産業者さん、
もっと「ご時世にマッチした動き」をして下さるようお願いいたします・・・(^^)/
ということで、当日の段取りも打ち合わせて準備万端!
妻も「この暑い日に外に出かけなくて助かったわー!」(笑)