夫のマシュウです。
北海道の田舎町で暮らす母親の様子が気がかりです。
スマホを枕元に置いて、いつなんどき連絡が来るか知れない思いで寝床につく日々です。
いつ連絡がきてもすぐ動けるように緊張感を持って過ごさなくてはと思いながらも、
何も連絡がないうちにゆっくり休もうと夫婦で話し合っています。
ですが、
こちらの気持ちを知ってか知らずか、息子家族からLINEでメッセージが!💦
何かな?おもむろに開く妻が驚きの声を上げます。
妻「今晩お泊り会、いいかいって?急、過ぎるよね」
私「これから?」
妻「もう少ししたら買い物に行かなくちゃ」(焦る、焦る)
「パパ、お風呂洗っててね」
妻は、がぜん張り切りスイッチオン!
「野菜もたっぷり摂れるから、豚汁作ってあげよう!」
私「豚肉は入るんだろうねー」
妻「もちろん!入るさ~!」(笑)
わが家で言う豚汁というのは、肉なし豚汁のことです(笑)
熟成させるために、下作業を急ぎます。
大根、ニンジンにタマネギ、イモ、ゴボウなどなどを刻み鍋で煮込みます。
肝心の豚肉は保存してませんので、買って来ましたよ!
息子夫婦は?
夕方になって、孫っ娘を保育園に迎えに行ってからこちらに向かうらしい。
妻が豚汁を作りましたが、駅近の商業ビルのサイゼリヤのメニューが
孫っ娘でも食べられるのでいいと、これまでも利用してきたので、ここがいいんじゃない?
ということで<サイゼリヤで夕食食べよう!><駅に6時頃着きます>
今晩の食事はこれで良しと!
とはいえ、妻の頭の中は、翌朝からの3度の食事のメニューを考えます。
待ち合わせまでの間
息子家族が使う布団を用意します。
洗面具や、孫っ娘のオムツやら、わが家に置いてあるお泊り道具一式も出しておきます。
私「お風呂洗ったよー!」
こうして受け入れ準備完了!
孫っ娘に会えるのはうれしいけれど、迎える準備はそれは忙しいもの!
ましてや、今日の今日来るというのですから・・・まったく急ですよね!
近くに住んでいることがホントに良かったのかな?などと・・・(笑)
ですが、夕方会った息子はひと言「突然の嵐がやってきてすみませんね!」
母親の状態を心配しながらも
傍らにスマホを置いて、いつ何時連絡が来るやもしれぬと緊張しながらも、
いっときの楽しい時を過ごすことになります。
これからの未来のある孫っ娘の面倒をみつつ、
もう人生じまいに入った母親の余命を案じる、
この二人は生きている間に、いつかどこかで接点を持つことなんてあるんだろうか?
この対比は、
いずれはわが身に起こることでもあるのだろうかと、思いを巡らしてしまいます。