夫のマシュウです。
先日、わが家の郵便受けにポスティングされていた「パンフレット」に目が留まりました。
それは「葬儀社の写真撮影会」に参加しませんかという案内!
「遺影」をプロの写真家が撮ってくれるというものです。
もちろん、これは葬儀社の顧客?囲い込み戦略のひとつなのは見え見えです(^^)/
わが家では・・・
夫婦そろって、終活の一環として「葬儀互助会」に入ってます。
もしものときの手続きなどが簡単で、遺された者に負担がかからないように
と考えてのことです。
わが家の住まいのあるところは「あいプラン」が多く、
私の親の住む田舎では「ベルコ」が多い感じで、
何となく両社が棲み分け?しているような感じです。
まあ、それはどうでもいい情報ですが・・・(^^)/
3年ほど前・・・
私たちは、半年の間に年老いた父親を相次いで失いました。
その際、この二つの葬儀社のお世話になりましたが
「事前の準備」が「慌てないための大前提」だと痛感しました。
実父のときも互助会に入っている葬儀社と、事前に打ち合わせをして
式の形式(神式or仏式or無宗教など)と規模を伝えること→見栄をはるかどうか?
火葬場に何人行くのか?→昼食の準備があるので人数を把握・・・などなどです。
こういう経験はそう何度もあることではありませんし、
であるならば、先人の行ってきたことを参考にして、
自分の考えを具体化していくことが肝要かと考えます。
これは自分たちにも必ず起こるであろう「その日」のために、
今からやっておかなければならないことでもあります。
今回「夫婦の終活」で話し合っておくべきことをまとめてみました↓
故人の履歴
私の父親は、母親や私たちの知らない間に、自分自身の戸籍謄本をもとに
生まれてから現在に至る履歴をノートに記載してありました。
生前に一度「俺は今、生まれてからこれまでのことを書いているんだ。
まだこれから会社員時代のことを書き足そうと思ってる」と言っていました。
昔の人ですから、
履歴は葬儀の際、必要ですし、読み上げられることを考えての準備だったのでしょう。
それが、父親の葬儀では役に立ちました(神主さんに褒められましたよ)(^^)/
子供の私たちは親の履歴を詳しく知らなかったものですから、
知るいい機会にはなりました。
しかし、自分たちのときは「会葬は考えてない」ので、
他人に履歴を知ってもらう必要もありませんし、子供に託すことはないのですが・・・
葬儀の事前相談
事前に「予算」などを伝えて「祭壇の規模」を打ち合わせしておきます。
祭壇の「花飾り」などは「故人の好み」も伝えておいた方がいいようです。
祭壇回りの「花や供物」なども、葬儀社は当日になっていろいろ加えるよう提案してきます。
急なことで動転している頭では、葬儀社の提案をそのまま受け入れてしまい、
結果「追加費用」がどんどん膨れ上がってしまうものです。
実は父親の時に、この経験をしました(^^;)
遺影写真の準備
葬儀で一番先に必要になるのが「遺影写真」です。
両父親のときは、事前に私たちが「スナップ写真」から選んでおいて、
いざというときに「データ」をすぐに葬儀社に送って対応できました。
これだけは、亡くなった後も手を合わせてもらえる対象として残りますから、
恥ずかしくないものにしてほしい?ものですね(^^)/
ここで先ほどの写真撮影会のご案内に戻ります
妻が通う習いごと教室でも「遺影の話題」になって、
友人のご両親も葬儀社の撮影会で写真を撮ったらしいのです。
それが、素晴らしい出来栄えで、さすがにプロの写真家だと大満足とのこと。
これで準備はバッチリということでしょうか。
私の場合は?
スターのブロマイドじゃないんだから、
きれいな人はよりきれいに!そうでない人はそれなりに?
そう・・・それなりでイイのかもしれませんが、
私の遺影に手を合わせてくれるのは、妻?子供?
手を合わせるたびに笑われてしまうのもなんだかな~?
私たちは「無宗教」ではありますが、妻アンは毎日、妻の祖母と、私の父親、
そして妻の父親の遺影の前で、おりんを鳴らして手を合わせ、
願い事やら感謝やらを伝えているようです。
(写真立ての中の3人は、いつのどんな姿が使われているのか知ってか知らず?ですが)
毎日、遺影をじーっと見られてもいいような覚悟?は今から必要かもしれませんね(^^;)
これからはスナップ写真も「一番いい笑顔」のを撮ってもらおうかな(笑)