本格的な雪との戦いが始まった!今年の「排雪」もスタート!

夫のマシュウです。

今年は遅いといわれていた、初雪のたよりでしたが、そのあとはすごかった!

急に寒くなったと思ったら、降るわ降るわ、積もるわ積もるわ、

いつの間にか、いつもの年と同じじゃないか!💦

近所でのごあいさつも「今年も、もう帳尻を合わせてきましたねー」です(^^)/

で、積もった雪をどうするか?

「堆雪」か「排雪」か?

北海道は土地が広いので、雪が降っても騒ぐことはないだろうとお思いでしょうが、

敷地が広ければ、降った雪はそのままにして、春になって融けるまで待つんですが・・・

我が家は、猫の額のような狭い土地に家がありますので、そのままでは雪に埋もれてしまいます(>_<)

おまけに、大雪の時には「除雪車」が生活道路に入り、

家の前に高い「雪の壁」を作ってしまうのです💦

その雪をどうにかしないと大変!!

したがって、我が家は「排雪派」です(^^)/

排雪派の二大潮流?

排雪は雪を目の前からなくすということです。

なくす方法には2つあります。

融雪

文字通り、雪を融かす方法です。

雪は、熱と水によって融ける性質がありますので、それを利用した融雪法があります。

⑴発熱を利用する方法

発熱の熱源を何にするかで、電熱線によるか、温水によるかに分かれます。

★「電熱線」による方法は、敷地内の雪を溶かしたい場所に電熱線を埋め込んでおいて、

その熱で地表の雪を解かすというもの。

★「温水」による方法は、電熱線のときと同じように地面に温水パイプを埋め込んでおいて、

そのパイプに温めた不凍液を流して、その熱で地表の雪を融かすというものです。

この場合の熱源は「電気」や「ガス」または「灯油」です。

発熱による方法は、降っている雪を、片っ端から融かすので効果的です。

もうひとつ、発熱による方法では、

地中に埋めた「融雪槽】の中で直接ボイラーを焚いて、

箱の中に雪を投入しその熱で雪を融かす方法があります。

これは「人力で雪を運び入れる」必要があります。

⑵水で融かす方法

水で融かす方法は、地中に埋めた融雪槽に雪を運び入れ、そこに電気駆動によるポンプ循環水を噴射して雪を融かし流すというものです。

実は、我が家の場合は、過去に循環水を噴射させる装置を数十万円かけて設置して、

灯油でポンプを駆動させ何年か使ったことがあります。

これも、雪を運ぶのは「人力」ですから、労力が必要です💦

写真は、融雪槽のイメージです

排雪

トラックで家の前の雪を運び出し、市の指定の「雪捨て場」に運び入れる方法です。

これを自分で行う人はごく少ないと思いますので「排雪業者」を頼むことになります。

これは「週に一回」「決まった日」に、契約家庭を回り、家の前の雪をショベルカーや

ロータリー車でダンプカーに積み込み、市の指定堆雪場に運び込む方法です。

今から10年くらい前に始まったようですが、当初は、排雪業者が増えて、

なかには一冬分の排雪契約をしておきながら、夜逃げする[悪徳業者」もいました💦

私の家の周りでも契約する家庭が年々増え、今では町内会の多くの家庭が

一つの業者と契約するようになりました。

写真は、排雪のイメージです

融雪と排雪どちらが有利?

比較の対象は初期の設備費用と毎年のランニング費用の比較になります。

融雪

融雪は、初期投資としての設備費用がそれなりに数十万円~百万円単位で必要になります。

加えて、毎年のランニング費用として「電気代」や「燃料代」が必要になります。

経験から言わせてもらえば、融雪とはいえ、家の周りの雪をかき集めて融雪槽に入れる作業は体力的に結構きつく、冬装備で身支度しても水で濡れて凍ることもあり、労力の割には融雪の時間もかかるし・・・、といったところでしょうか💦

排雪

排雪も、自分たちで雪を集める労力は必要ですが、持って行ってくれるのは

業者の方の仕事ですので、おまかせです(^^)/

ですが、妻は、雪をきれいに持って行ってくれるか、いつも心配して見守ります💦

少しでも残していくと、お怒りです!

12月から3月までの「週1回×10週分」の契約で「約4.5万円」です。

1回におよそ10トントラック1台分の雪を持って行ってくれます。

1回あたり4500円ですね💦

結論は?

今のところ「排雪」が費用対効果の面で分がありそうです。

排雪業者も、一時の乱立状態から、信用力のある業者への寡占化がすすみましたが、

最近は「価格面の競争」も始まってきたように思います。

従来の業者から新興の業者への契約替えも起こっているようです。

排雪業界も生き残りが大変なようですね(^^)/

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