夫のマシュウです。
孫っ娘が遊びに来ても、
こう暑くては熱中症が怖くて公園に行って遊ぶこともままなりません(^^ゞ
作戦は?
マンションの中庭で遊ばせて、いざとなればすぐに冷房の効いたロビーで涼む・・・
これはいい作戦!?
孫っ娘は、シャボン玉を飛ばすバブルガンなるものを持参して来ました。
妻と私が手を引いて、ごく短い時間、中庭の広場でシャボン玉遊びに興じます。
ですが、黙っていても汗が噴き出して、あー!年寄りには辛いー!(^_^;)
妻「○○ちゃん、暑いから中に入ろうね!」
冷房の効いたロビーを出たり入ったりする我ら3人組!
そのうち、孫っ娘はロビーに貼ってあるポスターに目が留まりました。
やばいぞー!
ポスターには美味しそうなソフトクリームの写真!
周りでは小さな子供たちも食べています。
孫っ娘も気をひかれたのか「ちゃんも!」と叫び欲しがります。
ですが、
孫っ娘はお腹の風邪がすっかり解消してないので冷たいものはお母さんからダメ出し中!
うぅぅ・・・可哀そうだとは思いつつ、ここはぐっと心を鬼にして、
妻「この次ね!パパやママとみんなで一緒に食べようね!」
孫っ娘「・・・・・・」
妻「そう、また今度来たときにね」
何とかその場をしのぐことに成功!(´▽`) ホッ
約束は守る!
「子供と約束したんだから守らなきゃいけないね」
「この次来たときは食べさせてあげよう!」
「子供って必ず覚えているから、その場しのぎのダマすようなことしちゃだめなんだよって、おばあちゃんに言われたもの」
妻に言わせると、これも姑の教えだといいます。
姑である私の母親が妻に、
私たち夫婦に息子が生まれたときに「子供との約束の大切さ」を説いたといいます。
その昔
私がまだ小学校に上がったばかりの頃だったでしょうか。
田舎町の小さな小学校に通っていました。
当時、1年間が3学期制になっていて、それぞれの学期が終了するごとに
通知箋という学力や生活態度の評価書が渡されます。
学力は5段階評価。5が最高ランク。
父親が、小学生の私に勉強させようとして、通知箋で5を2つ(だったか3つだったか忘れましたが)とったら「テレビを買ってやる」と約束してくれました。
当時は、テレビは貴重な家電製品!
父親の会社でも2,3軒くらいしか持っていないような代物だったといいいます。
父親は私に勉強させようとニンジンをぶら下げたのでしょう。
目の前にぶら下げられたニンジンの効果は大きかったようで、
単純な私は、頑張っちゃったんです(笑)
勉学に励み?見事、通知箋に5をとるという基準をクリアしたのでした。
さあ、父親との約束を果たしたので買わないわけにいかないけど、どうする?
そのとき、母親が父親に言ったそうです。
「約束した以上買ってあげなさい」
当時の父親は地元の小さな会社のしがないヒラ社員で、わが家の家計は火の車。
約束なので反故にするわけにもいかず、しぶしぶ買う羽目に!
当時でいう月賦で買ったようですが、そのときの教訓で母親が、
「子供とはできない約束はするものでない」
「子供はその約束を覚えていて、叶えないわけにはいかないんだよ」
というのが、姑の教えとして妻に引き継がれていたのです。
ま、今回の孫っ娘との約束ごととしては、ごく小さな出来事ではありましたが、
将来の大きな約束ごとの第一歩が、この小さなことから始まると考えると、
おざなりにはできないということでしょう。
姑が妻に伝えた教えが、
今回のようなささいなことをきっかけに、孫っ娘を育てていくことを通して、
妻から息子、お嫁さんに受け継がれて行くことでしょう。
ひいばあちゃんの教えとして・・・ね!(^^)/