夫のマシュウです。
住人のいなくなった実家の管理について、契約関係の手続きを済ませたあとは、
「家の維持管理」に関することがあります。
つい少し前まで、この家で両親が生活していたんです。
母親も、口では「もしもの時のために、片付けをしなくちゃね~」とは言っていました。
が、実際には何もしていませんでした。
日常生活の状態のまま、入院してしまいました。
家の中の片付け
家の中を見渡して、まずは食材をチェック! 腐りやすいものから片付け開始!
食材の処分
最初に冷蔵庫の中をチェック!
冷凍物より、まずは野菜庫の中に傷むものはないか?
私たちが実家に滞在中に食べることができるものは、食べてしまうことにしました。
冷凍庫のチェック
実家には、畳半畳ほどの冷凍庫がキッチンの片隅に鎮座しています。
そこにはいろんなものが冷凍保存されています。
以前は、その中にストックしてあった冷凍食品を、母親が荷造りして送ってくれていました。
おそらく、いつか子供たちに送ってあげようと貯めておいたのでしょうね。
賞味期限が何年も過ぎた(最高は10年前のもの)冷凍食品などなど、山のような食材に驚きました。
処分しようとする「やる気」が正直、失せてしまうほど・・・
50ℓのごみ袋何袋に入れたことでしょう。ほとんどすべてを捨てました。
妻いわく「母さん、忘れていたんだね・・・」
水回りのチェック
キッチンの排水溝、風呂場の排水溝、洗面所の排水溝、洗濯機の中、トイレの中といった水回りをチェック!
自分の家と違って、実家といっても生活している人が違うので、そこは他人の家になります。どうも他人の家の水回りの汚れは気になります。
妻と2日間がかりで、洗浄液をたっぷりと使って、汚れを落とし、ぬめりを取り、母親に見せてやりたいほどきれいになりました。
衣類はどうする?
押し入れや、タンスの中のものは、母親が片付けたいと考えていたようです。
だから、この際に自分たちが、とも考えましたが、そこはまだ手を付けていません。
というか、そこは母親の領域だろうと考えました。
居間と、和室をきれいにしておく
居間にある座卓テーブルの上や下には、新聞や薬箱やティッシュボックスが散乱していました。まさに生活感にあふれていた場所です。
両親二人のテリトリーです。
二人は居間にいるときは座椅子に座って、身の回りの手の届く範囲にいろんなものを置いていました。
雑然としていました。
和室も座卓テーブルの上には薬局からもらってきた薬袋などが雑然と置かれていました。
もしものときに備えて、他人が家の中に入ってきても、汚い部屋だと思われないよう最低限片付けておくことにしました。
家の権利書類の確認・保管
住む人がいなくなった家の管理について、当面の急ぐ課題を整理しましたが、両親の「もしも」の場合に備えた対応で、最も重要なことの一つは、家の処分のことです。
住む人がいなくなるということより、そもそも持ち主がいなくなったら、家の管理はどうするのか? 名義変更は?家や土地の税金は?家の処分は?
実家は、田舎にあるので、空き家のまま管理することにも限界があります。
いずれは処分することになるかもしれません。
そうだ、家の権利関係の書類はどうなっているんだろう?
金庫のカギを預かっていたので、早速開けてみると古い書類が出てきました。
土地の売買契約書と建物登記の書類です。
まずは、この書類を大事に預かっておいて、今後の対応を考えることにしました。