夫のマシュウです。
このブログ、読者の皆様にはすでにご存知のように、
妻が「赤毛のアン」好きで、それが嵩じてハンドルネームに使わせてもらっています。
ルーシー・モード・モンゴメリー作、村岡花子訳版の「赤毛のアン」シリーズを読破し、
映画も公開されると観に行くなど、数年前からすっかりアンワールドに浸っている私たち。
今回、赤毛のアンをドラマ化した作品「アンという名の女の子」がNHK総合テレビで
放送されると聞いて、しっかり予約録画して観ました。
【シーズン1】第1話
冒頭から小説をほうふつとさせ、期待が高まります!
早速、妻のチェックが入りました。
「そうそう、このセリフ。朝ドラの「花子とアン」の村岡花子の訳と同じだよ」
妻もドラマの中のアンほど想像力は豊かではないけど、話好きは負けず劣らず??
そのあとの展開も、妻の副音声?解説付きでの鑑賞です(笑)
妻が言うには、アン役の女優も原作通りのイメージの少女!
コンプレックスにしていた、赤毛とそばかす・・・
目が大きく、顎を突き出して歩く細い体型は小説のアンそっくり!
今までのアン役で原作に一番近いイメージかもしれないと興奮意味です(笑)
ですが、どうも原作に忠実なドラマではなさそう・・・
話が進むにつれて「原作にないオリジナルストーリー」が出てきます。
それでもグイグイ引き込まれ、第1話からすっかり夢中!
今後の展開が楽しみでした。
ところが!!
NHKで放映しているのは【シーズン1】ということです。
ということは、シーズン2とか3があるの?
実はあったんですよ!!(笑)
ネットを調べると、動画配信サービスの「Netflics(ネットフリックス)」では
【シーズン3】まで既に配信されていたのだといいます。
ここは、せっかちな妻アン!
毎週日曜日が待てないと言い出しました(笑)
と、そのとき、この前、テレビを買ったとき
「ネットフリックス」が2カ月無料で視聴できるサービスがあったのを思い出しました。
私「ネットフリックスで配信しているから観ることができるようだよ!」
妻「え?ホントなの?嬉しいな~!すぐ契約してくれる?」
かくして、NHKで第1話を視聴したのをきっかけに、
シーズン1はもちろん、シーズン3まで、われら一気に全話を観てしまいました(^^♪
このドラマはカナダの自然豊かな「プリンスエドワード島」が舞台!
原作と主な登場人物は変わりませんし、有名なエピソードはちゃんと盛り込まれています。
ただし、今回のドラマ版は「新しい解釈の創作ストーリー」がたくさん!!
ハラハラドキドキさせる展開が面白い!
1話観ると次も観たい!もう一本観ようか!という具合に、
どこで今日の打ち止めにしたらいいか、わからなくなるくらい
次の展開が気になってしまう面白さです(笑)
今まで読み慣れた「赤毛のアン」と思いきや、
題名が「アンという名の少女」に変わっているのも納得!まさに別物でした!
「赤毛のアン」好きにはこれは違うと思うかもしれません。
ですが、
原作者のモンゴメリが想像し、思いを込めた「アンの人生」が一つの選択肢とすれば、
周りの環境やちょっとした出会いで、
アンの人生も、もしかするとこう変わっていたのかもしれない、と思わせるドラマです。
当時からタブー視されていた「社会問題(人種、LGBT、いじめ)」など、
「現代の視点」で取り上げていて、その中で「成長するアンの姿」も見応えがありました。
私たちも実に「考えさせられることが多いドラマ」でした。
毎週放送される番組も、もちろん録画していますので、
またいつか、ゆっくり鑑賞することにします・・・(^^)