【誰も住んでいない実家の維持費】こんなに減った!

夫のマシュウです。

私の両親は、現在、二人そろって地元の特別養護老人ホーム(特養)に入所しています。

私の住む札幌からは、JR利用でも6時間から7時間もかかるような所にいるため、

おいそれとは行けません(-_-;)

実家の維持は残る

住む人のいなくなった実家も、たまに訪問した時に泊まるくらいで、

家の周りを確認したり、家の中の電気関係や水回りの確認と、部屋の掃除をするくらいです。

両親はご多分に漏れず、年金だけに頼る暮らしを続けてきました。

二人で生活していた時も、二人の年金収入でなんとか、足を出さずにやりくりしていたようです。

昨年の2月、3月に、二人続けて入院し、その後は特養への入所となり、生活が一変!

その際、両親の「貯蓄残高」を確認し、その管理を私が任されました。

年金のほぼすべては、入院費用や特養での介護費用に費やされ、

「家の維持費」は、手持ちのわずかばかりの貯蓄から、切り崩すこととなりました。

後を託された私は、まず「実家に関わる費用」を洗い出すことにしました。

実家に関わる費用の整理

公共料金は、電気、ガス、水道!

それに灯油! NTTの電話代! NHKの受信料!

そして新聞の購読料に、果ては、家庭置き薬や、通販の健康食品の定期購買まで、

あるわ!あるわ!💦

まず、一番最初に、新聞の契約を解除!

次は、家庭置き薬と、通販の定期購買の解約です。

事情を説明しながら、家庭置き薬は私たちが実家に行く予定を告げ、指定した日に

相手の方に来ていただき、薬箱を返却し、清算、解約するという手間でした。

その後、何度か実家に通ううちに、妻アンが、今後、調理でガスを使うことはないことに気が付き、無人の家ではガスの管理も難しいことから、ガス会社との契約も解約することに!

灯油は、業者さんが定期的に灯油タンクを満タンにしてくれていますが、

ストーブやボイラーは、私たちが実家に行った際には使うこともありますが、

使わなければ灯油を補充しないことから、従量料金制なので、毎月の決まった費用は発生しないことから、そのままにしておきます。

さて、問題は公共料金です。

電気は、使わない電気製品の待機電力の使用を止めるため、それぞれのコンセントは抜くのはもちろん、冷蔵庫と大型の冷凍庫も使用をストップ!基本料金だけに止めます。

水道は、実家に行った際に、風呂や調理で使うことがあるので、止められないでいましたが、地元の自治体の水道局から「一時休止の扱いができること」の案内があり、

基本料金を日割り換算していただくことができました。

NHKの受信料は、実家には住む人がいないことの事情を説明して、受信料の支払いを免除していただきました。

NTTだけは、実家に行った際に使う可能性があるので、解約せず基本料金を支払い続けています。

実家の維持費の節約効果

こうして、実家に関わる費用を比較した結果、

両親が生活していたころの、

夏の平成29年8月は約45,000円、冬の平成30年2月で65,000円でしたが、

両親が実家で生活しなくなってからは、わずかに電気と電話の基本料金だけ、

令和元年6月時点で約3,600円だけとなりました(´▽`)

最近、親が介護施設に入所して、実家が空き家になったものの、

なかなか「実家に関わる費用」まで手が回らないという話を聞きます💦

ですが、少しでも「無駄な費用については節約」の取り組みをすることで、

「節減することが可能」なことがわかりました

両親の特養での生活費を「二人の年金」でまかなうことができれば、

少ない貯蓄を、これから迎えるであろう、二人の「その日のための費用」として

準備しておくことができると思う、不肖の息子ではありました(^^)/

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コメント

  1. AKIO より:

    ご両親の特養でのケアと、実家の管理と大変ですね。親孝行だと思って頑張って下さい。実家があると言う事は多分、マシュウさんが生まれ育った所かと思います。そういう場所が残っていると言う事は羨ましい
    ですね。私の実家は親父が売却したので
    建物は残ってますが入る事はかないません。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      AKIOさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      私の実家は40年ほど前に父親が退職を機に建てた家で、
      上棟式の時に、妻ともども手伝いに行ったことを思い出します。
      その家の処分を将来私がすることになるのも運命なのでしょうね(^^)/
      こんにちは。AKIOさん(^^♪
      コメントありがとうございます。
      もうはるか昔ですが、夫の実家を新築する際、
      お手伝いに行ったことを懐かしく思い出します。
      貫禄たっぷりの親戚のおば様たちに、
      厳しくお料理の指導?を受け、面食らったこと・・・
      私はまだ新婚ほやほやで、ホントに頼りないお嫁さんでした(^^)/
      夫の実家のある街は海の幸、山の幸が豊富!
      家族そろって帰省するのが楽しみでした。
      いつも義父母が温かく迎えてくれましたが、
      今は空き家となり、さびしい限りです。

  2. ガスオヤジ より:

    初めまして。
    老後の3大不安は健康、お金、孤独なんて良く耳にしますが、
    できる範囲で子供がケアしてあげないと難しい事も多々ありますよね。
    僕も両親がほぼ同時に施設に入り、家丸ごと売ってしまいました。
    施設が最期の居場所と言うのも少し辛い気もしますが…

    • ともに白髪の生えるまで より:

      ガスオヤジさん、初めまして。
      コメントありがとうございます。マシュウです。
      自分としては親のためにしてあげられることはできるだけしたいと思っていますが、
      これを自分の子供に求めることは出来ないと覚悟はしています。
      親の背中を見て勉強の毎日です(^^)/
      ガスオヤジさん、こんにちは♪
      初めまして、妻のアンです。
      コメントいただき嬉しいです。ありがとうございます♪
      ガスオヤジさんは実家を処分されたのですね。
      親はもちろん、子供としてもさびしい想いがしますね。
      昨年の冬に夫の両親が相次いで入院。
      その後、これまた二人揃って要介護度5となり特養へ入所。
      夫の実家にはもう誰もいません。
      帰省するたび、玄関口で「おばあちやーん、こんにちはー!」と
      私は大きな声で叫んでいました(笑)
      今は、実家の管理のために訪れますが、
      迎えてくれる人がいないというのは本当に寂しいですね。
      最初は涙がこぼれました。