夫のマシュウです。
我が家では毎朝、今日は何の日?の確認から始まります。
今日は、燃えるゴミの日です。
まだ化粧前の妻は決して外に出たがらず(笑)、ゴミ出し担当は私の役目!
今日も一番小さい5リットル袋で間に合ったーーー!
食品ロス
ところで!
先日の新聞記事で札幌の食品ロスに関する記事が載ってました。
札幌市が、家庭ごみの「燃やせるゴミ」の収集日に、市内の清掃工場で、市指定の黄色いゴミ袋の中身を調べたところ、その中の生ゴミには食べ残しや未開封の食品がたくさん混じっていたというのです💦
なかには、バナナや刺身の食べ残しや、コンビニのおにぎりやパック牛乳、お菓子など買ってそのままの未開封品もあったということで、なんとも「もったいない!」
この「食べ残し」と「未開封品」を合わせたものを食品ロスと定義しているようです。
札幌市内で捨てられた、まだ食べられる食品が年間約2万トンも捨てられていると推計しています。
2万トンといわれてもピンときませんが、札幌の人口約197万人の大人から子供まで平均して市民一人当たり10kg以上になる計算だといいます💦
年間10kg以上ということは、月1kgも?
我が家では
我が家の例でいうと、「食べ残し」た食品はほとんどと言っていいほどありません。
「未開封品」のまま捨てるなんて、もってのほか。
最近は、生ゴミの減量に努めています。
札幌市のゴミ有料化で、指定の黄色いゴミ袋を買って来るのですが、
容量による種類があります。
5リットル、10リットル、20リットルなどがあるのですが、
それぞれ一枚、5円、10円、20円となっています。
我が家では極力、5リットルに抑えるようにしています。
ゴミを減らして5リットルになったというよりは、5リットルの袋に抑えるような
ゴミの出し方をするようになったという方が正しいかもしれません。
その考え方の根底には、ゴミを捨てるにもお金がかかるご時世です。
ゴミを減らせば無駄にお金を使わなくて済むという考えになったということでしょうか。
動機はケチだから?ということも言えますが(笑)
実は、以前は10リットル袋を惜しげもなく使っていましたが、
今は5リットル袋に圧縮して詰め込んでいます(^^)/
夫婦二人だけの食生活ですから、昔のようにたとえばキャベツ一玉買っても余してしまいます。
野菜もなるべく葉っぱや芯が残らないよう、予めカットされた野菜を使うことが多くなりました。
それでも残った野菜類は、コンポストは置いてませんが畑に埋めるようにしています。
もったいないは、節約にもつながりますね(笑)
日本の現状
札幌市だけが食品ロスが多いということではないようです。
別の新聞記事では、農水省と環境省が発表した日本の食品ロスは家庭と小売りを合わせて
2016年度で年間643万トンもあるというのです。
2015年度の国連の途上国への食糧援助量が約320万トンだったといいいますから、
その2倍もの量を日本国内だけで捨てていることになるそうです。
あまり数字が大きすぎて、なおさらピンときませんが日本人の食べ残しが多いことだけは分かります。
ひところ、「もったいない」が世界に広められて鼻高々に思ったものですが、
日本の食品廃棄が世界的にも多いという事実にびっくり!
「もったいない」精神はどこへいったんだ!という思いですね💦
世界の取り組みは
先日、ある報道番組で、イギリスのスーパーでは、買った野菜をカットしてくれるサービスがあるということを放送していました。
要らない葉っぱや、芯の部分はお店が処分してくれるそうです。
お客さんも、そういうサービスで、環境に配慮しているお店で買うようになったとのことで、店側もいかに環境に配慮しているかがお客を獲得する競争の手段にもなっているようです。
このような動きを見ると、家庭サイドが無駄のない食材の扱いを考えるということから、
業界が顧客に負荷を与えない方法を提案すること、言い方を代えれば、
「売っちゃえば後は買った人の責任」から、「買った先の処分」まで考えた売り方に変えるというふうになってきていることを感じます。
世界の潮流から、自分たちの振る舞いを見直して、良いところは積極的に取り入れるようにしたいものですね。
まずは、足元の自分の生活から気を付けたいものです(^^)/