夫のマシュウです。
日本には「風が吹くと桶屋が儲かる」ということわざがあります。
ここで例えられている話というのは、風が吹くと目にゴミが入って盲人が増える。
盲人は、三味線で生計を立てるから三味線の需要が増える。
すると、三味線の皮になるネコが減ってネズミが増える。
ネズミは桶をかじるから、桶を売る桶屋の需要が増えて儲かる、
というように「極めて狭い範囲」の出来事です。
これと同じような海外のことわざに「バタフライ効果」というのがあります。
アマゾンの1匹のチョウチョの羽ばたきがシカゴに大雨を降らせるという話です。
もう一つ例えがありました。
北京でチョウチョが羽ばたくと、ニューヨークに嵐が起こるというのもありました。
まったく同じことが、笑えないジョークのように起こってしまいました💦
武漢で発生した「新型コロナウイルスが灯油価格を下げる」という話です。
中東情勢で灯油価格が上がった⤴
ついこの間、新年早々のこと・・・
アメリカとイランの対立がついに報復攻撃に発展したということで、
一気に世界情勢が不安定になりました💦
ですが、どことなく遠い国の話で、対岸の火事のようにも思っていたのです。
日本の原油輸入は、約9割を中東産に依存しています。
そのため、ホルムズ海峡が封鎖されたら安定調達できなくなるので原油価格が高騰⤴
ガソリン代や灯油代も上がります💦
北海道でもレギュラーガソリン1リットルあたり、昨年の暮れより上がり、
150円台になったというニュースが流れました。
遠い中東の出来事が、
こんな極東の、日本の、しかも「我が家の家計に直接影響」することになるなんて
この先、どうなることやら、と思っていました💦
しかし、
どうやら両国の指導者の自制で事なきを得て、ガソリン価格も落ち着いたようでした(^^)/
今度はコロナウイルスで灯油価格が下がった⤵
ところが、今度は中国で新型コロナウイルスが発生!
瞬く間に世界に拡散!💦
今や日本中で、毎日、感染者が増える事態にまで発展!💦
経済面での影響も大きく、中国には世界の工場が集中立地していますので、
そこの操業が停止されれば世界経済に影響するのは必至!
案の定、中国では春節明けでも企業活動が始まりません。
いよいよ世界経済の停滞が懸念される状況です。
今度は、原油相場が下落してガソリンや灯油価格も低下という事態に!
そうなると、我が家の冬場の灯油価格にも影響が!💦
もともと、需要と供給の関係で、冬場の灯油価格は高くなる傾向にありました。
最近は、中東情勢が不安定な時には「灯油価格が1リットル100円」を超えていたのです。
それが今は「93円程度」
しかも、我が家が契約している石油会社はもっと安くなっていました。
家計的には大助かりです!(^^)
電気料金の場合は、電力会社が燃料を長期的に契約しているので、
短期的に大きな変動はありませんが、ガソリンや灯油はすぐに価格に反映されます。
そのたびに、妻アンは「一喜一憂」・・・
まさに『新型コロナウイルスが流行れば灯油価格が下がる』になってしまいました。
意外なところに影響が出てしまうということが本当に起こってしまったんです。
(株をやってる方は、こういう連想は当たり前なのでしょうけど・・・)(^^)/
右往左往
今年は、年の初めから世界経済を揺るがすようないろんな出来事が起こっています。
そのたびに我が家の家計には「灯油価格の変動」という形で跳ね返ってきます。
灯油価格が安くなることは大歓迎ですが、経済活動の低迷が原因というのはどうなのかな?と
複雑な気持ちにもなってしまいます。