水戸黄門の聖地巡礼の旅

夫のマシュウです。

私たち夫婦は、大の黄門様ファンです。

といっても、数年前からですが・・・

以前から、北海道の放送局でTVドラマの「水戸黄門」を再放送(再再・・・かも?)しているのは知っていましたが、古い時代劇程度にしか思っていませんでした。

それが、私の実家に遊びに行ったときに、両親が放送時間になるとTVのスイッチを入れ、「毎日この番組を楽しみに観ている」ということで、付き合わされることになりました。

皆さんもご存じでしょうが、いつもストーリーは似たり寄ったりで、役人が「まいない」という賄賂をやり取りすることを知ったご老公一行が、お約束のチャンバラのあと、印籠を見せ、ご老公様の一喝に一同ひれ伏す姿にすっきりするという流れ。

なんとも単純な勧善懲悪モノなのですが、そこについ引き込まれてしまったのです。

札幌に帰ってからも気になり、放送を録画して、食後に夫婦で「鑑賞会」(?)を毎夜繰り広げています。(笑)

今、観ているのはもう30年以上前の制作ですが、黄門様好きが高じて、水戸光圀とその時代の将軍綱吉などに関する本を買い求めたり、紀行番組を観たりして、いつかは聖地ツアーをと考えていました。

その「いつか」が、ついにきました!

以前に夫婦旅行で、岡山の「後楽園」、金沢の「兼六園」には行ったことがあるので、水戸の「偕楽園」を見れば、日本三名園を制覇することになるねと語り合っていました。

時は春。偕楽園は梅まつりの真っ最中。

今をおいて水戸黄門様のおひざ元を訪ねる機会はないであろう。(お侍の口調で?)

そう思い立ち、いざ水戸へ!

アクセスは東京から常磐線の「特急ひたち」で向かいました。

早速「ご老公一行」の出迎えがありました。

水戸駅からはバスで「偕楽園」の東門前で下車。東門周辺には売店がずらりと並び、名産の納豆やお菓子でいっぱい。次第に心もウキウキ。屋台も人を集めています。

偕楽園の梅は7分咲きといったところ。

園内の通路の両側に咲き誇る紅梅・白梅にうっとりしながらカメラのシャッターを切りまくっていると、先方に何やら人だかりが・・・

もしや?

黄門様?

いた!黄門様が助さん・格さんならぬ「水戸の梅大使」の二人のお嬢さんを従えて、記念撮影に応じてくれているではありませんか!!想定外だ!!

妻アンに思わず大きな声をかけて、「並ぼう!!」

サービス精神旺盛な黄門様は、こちらへどうぞとばかりに、手招きしてくれるではありませんか!

それではと、私マシュウは格さん役で、ということで、黄門様の大事な「三つ葉葵の印籠」を手に、思わず、順番待ちの人たちに向かって「頭が高い!控えおろう!!」が口をついてしまいました。(笑)

これには妻アンも「ちょっと!やめて!」(汗)(笑)

何とか無事に記念撮影も終了。

名残惜しいのですが、好々爺のご老公様とはここでお別れ・・・

偕楽園を後にして、次は水戸城址と弘道館へ。

あいにく水戸城址は大手門の復元工事中で、城址巡りを断念。

弘道館を見学して帰路につきました。

またゆっくり来たいね~♪

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(妻アンからひと言)

まさか黄門様にハマるとは思ってもいませんでした。(笑)

おじいちゃん、おばあちゃんが観るモノとばかり思っていたのですから・・・

そんな「思い込み」を払拭してくれた国民的時代劇、おそるべし・・・です♪

帰路の途中で、万延元年(1860年)創業の木村屋本店さんで、銘菓「水戸の梅」を購入!

お茶の時間に、夫と共にいただきました。

大変おいしゅうございました♪

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