夫のマシュウです。
家を売買するとき「諸経費」としていろんな費用が掛かってきます。
それもどの程度の金額なのか?
最初に自宅の査定をしていただいた不動産業者からもらった売却想定価格を基にした
資金計画表。
そこには、こんな計算式が書かれています。
売買金額-諸費用=手取り金額
この諸費用は「仲介手数料」「売買契約書の印紙代」「不動産移転登記費用」が主なもので、
あらかじめ想定していました。
しかし、想定外の費用が!
それが「測量費用」なるものです💦
私「これって何ですか?」
業者「土地・戸建て取引の場合、敷地境界標の有無を確認しなければなりません」
私「敷地境界標ですか?市道や隣地との境にあるのは見たことがありますが?」
業者「道路に接したところは確認できますが、道路以外のご自宅の境界線はご存知ですか?」
私「えっ?宅地を買って家を建てたので、図面にも書いてあるし、ハウスメーカーも調べていたはずですが・・・」
しかし、宅地を売り買いする場合には、
すべての「敷地境界標を実際に確かめなければならない」ということで、
もし万が一、この境界標が見つからない場合は、
測量会社に頼んで敷地の境界を確定しなければならないそうで、
その費用の見積もりがなんと「最大30万円」
これは大変!想定しない出費だぞ!💦
我が家の場合は、市道に面した部分の敷地境界標は目視できましたが、
1本だけ土に埋まっているらしいのです。
掘り起こして調べ始めるといいます。
業者「慣れてますから、いつも自動車にはスコップを積んでます」
物件によっては、地面をかなり掘り起こすこともあるそうですよ。
ですが、
この不動産業者がスコップで土をかきだすものの見つけるまでには至りませんでした。
とりあえずは、費用として掛かる可能性があるということがわかりました💦
この問題を解決したのは?
2番目に査定していただいた不動産業者でした。
最初の不動産業者が土をかき出してくれていたので、
あとわずかの土をよけると「十字の境界標のしるし」を確認できたのです。
あったーーー!
とにもかくにも目視できてよかった!
おかげで測量費用はかからないこととなったのです(^^)/
ところで・・・
我が家は、お隣さんとの敷地境界線に沿って何本もの松の木を植えています。
目隠しの意味もあって苗木を植えたものですが、30数年も経つと立派な成木。
隣地境界標を確認に来た不動産業者から、
「境界を越えた枝葉は伐採しておかなければならない」との指摘を受け、
早速、造園業者に剪定をお願いすることになりました(^_^;)
話が横にそれますが、
よくクイズで、お隣の木の枝が自分の敷地内に入ってきた場合、枝を切ってもいいのか?
とか、お隣の木の根が伸びて敷地内に入ったものは切ってもいいのか?
という問題がありますが、
枝の場合は勝手に切ってはいけない、所有者であるお隣さんに言って切ってもらうのが正解、
ということです。
幸いお隣さんは良い方で何も言って来ませんが、
それをいいことに、そのままにしていた我が家・・・
教訓として、
敷地境界上空はお隣さんとのトラブルのタネになるので要注意!
こんなめったにない機会に改めて知った次第です。
もう使わない?知識かもしれませんが・・・(^^;)