『自宅の売却』こんな相手はイヤだ!

夫のマシュウです。

戸建ての自宅売却と、移住先のマンション購入という経験を通して、

不動産を売買する際のポイントのひとつに、

「相手との相性」も大きく関係しているような気がします。

不動産売買は、交渉とか協議の場面がありますので、

自宅売却では、売る立場の自分としては、

買ってくれる相手がこうだったらスムーズに進められていいなー。

逆に、こんな相手だったら物件の査定がうるさくて値切られそうでイヤだなー。

とか、

一方、マンション購入では、

売主が「どういう使い方をしていたか?」に興味があり、売主の「生活ぶりを想像」します。

不動産仲介業者は?

「不動産というのは必ず売れるものなんです」とはいいますが、

現状そのままでも売れるのか?

リフォームが必要か?は、購入者によります。

つまりは、購入者にとっての費用対効果のバランスがあります。

周りの経験者の話でも、売りに出してから何年も売れなかった中古物件を、

大幅に値切って購入したという話も聞きました。

もちろん、なかなか売れなかったというのは傷みが激しかったというのが大きな原因ですが、購入者にしてみれば「格安で手に入れた」という評価です。

売りに出されているほとんどの物件は、

購入者にとって『支払う費用に見合う、買い物なのか?』という

判断にゆだねられているということですね。

さて・・・

我が家を売却したときのことです。

当然、相手にイイ物件だという印象を持ってもらわなければなりません。

常日頃から、きれいに清掃して保ってきたかどうか?

「経年劣化」は仕方のないことですが、

住み始めた頃の状態を少しでも長く保つことが、

物件価値を高めることにつながると思います。

そして清潔に保つということでは「タバコの問題」があります。

喫煙する方は日頃から肩身の狭い思いをしていることでしょう。

子供の健康のために家の中では吸えないなど、気を付けていることと思いますが、

家具や建具、壁紙などへの「ヤニの付着」などは、

買う人がタバコを吸わない方だと不利に働きます。

これは、一つのたとえですが、

売却相手が自分と同じような生活タイプだと交渉しやすいといえます。

もうひとつは・・・

買う意思を示している人がこれまで「どこ」に住んでいたか?

戸建てか?マンションか?賃貸アパートか?

を知っておくことも大事なことでしょう。

移住しようと考えている人は、往々にして自分が以前住んでいた環境を引きずるものです。

高い買い物ですから、そのときより良くなっていなければ満足感を得られません。

我が家を購入してくれた方は、

それまでの「賃貸アパート」から「戸建移住を計画」していた方でした。

アパート時代も、他人が使っていたものを使うことに慣れていた?ので、

たとえ、中古であっても、我が家の使用感?をすんなりと受け入れたのかもしれません。

そう考えると、

マンションを購入しようと考えていた私たちはどう見えたでしょう?

売却しようとしている方は、私たち夫婦は嫌な相手かもしれません。

「戸建ての新築住宅」からの移住ですから、

どうしても、他人が使っていた痕跡があるとイヤだと思ってしまいがちです。

それで「全リフォーム」を求めることになります。

しかし、工事費との兼ね合いで、そのまま使わざるを得ないなど

「妥協」する部分は出てきますが、極力少なくしたいということで「追加費用」がアップ!

これを考慮しての「購入価格の妥当性」を交渉します。

数ある売出物件のなかには、

「リフォーム済み」で売りに出ているものがあります。

しかし、

下手にリフォームされて、気に入らない仕様になっている室内で生活するよりは、

自分好みにリフォームした方が住み心地の満足度が違います。

もし売却物件がリフォームが必要なほど傷んでいるのであれば、

売却価格の設定をリフォーム費用分安くしてあげれば、

割り切って購入できる・・・という心理も働きますよね。

ですから、

買い手の意に沿わないようなリフォームをしてしまう、

気の利く??相手はイヤだなーと思ってしまいます。

自宅の売却価格の設定では、不動産業者の査定も指標のひとつですが、

売買する「相手を良く知る」ことも必要かも?(^^)/

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