絵本画家「いわさきちひろ生誕100年」です

おはようございます。妻のアンです。

今年は、画家の「いわさきちひろ」さんの生誕100年にあたります。

私たち夫婦は彼女の大ファンで、夫は大学時代、家庭教師のアルバイト代を

絵本につぎ込んでいた時期もあるほど・・・(^^)

秋晴れで気持ちのいい日、虫干し?を兼ねて

久しぶりに「いわさきちひろ」さんの絵本を引っ張り出してきました。

彼女の描く子供の絵は、それは、それは、愛らしく、見る人を惹きつけます。

やわらかく、やさしく、そして、どこか懐かしい画風・・・

そんな絵からは、想像もつかない大変な人生を歩んだ方ですが

時代を超えて、たくさんの方に愛され続けていますよね。

55歳で亡くなられたそうですが、もっと、もっと、長生きしてほしかった・・・

現在、お孫さんの松本春野(まつもとはるの)さんは、絵本作家として活躍されています。

少し前に、テレビ番組で初めて拝見しましたが

おばあちゃんのちひろさん同様、とってもチャーミングでステキな女性でした。

今となっては叶わぬ事ですが、

ちひろさんの「おばあちゃん目線」で描かれた絵も、ぜひ、見たかったですね。

道立近代美術館の「ほろ苦い思い出」

2013年の春、札幌の道立近代美術館で開催された「いわさきちひろ展」・・・

認知症グループホームにいる私の父を誘い、一緒に観てきました。

父も、ちひろさんのファンでしたので喜んでくれるはずと思っていたのですが

三分の二くらい観たところで、急に父のご機嫌が悪くなり退散することに・・・((+_+))

あわてて物販コーナーで「赤い帽子の女の子」の額を買い、父の部屋に飾りましたっけ。

可愛いでしょう・・・いつまでも見ていたくなりますよね♪

父もきっと、毎日、目にしていることでしょう。

念願の信州安曇野へ!

いつか行こうね!と、夫と約束していた長野県にある「安曇野ちひろ美術館」へ

2015年4月に行くことが出来ました。

北アルプスを望む絶好のロケーションの中にある素晴らしい美術館です。

穂高駅前から乗ったバスの中で私は「早く着かないかな~」とそればかり!

夫との会話も気がそぞろでした(^^);

バスを降りて美術館に向かう道すがら、子供のように小躍り?して歩きました。

ホントに嬉しかったんです♪♪(夫には笑われましたが)

三角屋根が連なる美術館は、背後の北アルプスの山並みをイメージして建てたそうです。

桜が満開!!!

さあ!いよいよ中へ! 胸がドキドキ・・・♪

ちひろさんの原画や、絵本、愛用品などたくさんの展示品を堪能しました。

絶筆となった子供の絵の前では、思わず、立ちすくんでしまい、

じっと見ているうちに涙が溢れてきました。

あどけない子供たちにまじって?記念に一枚(^^)

テラス席で、まだ雪の残るアルプスを眺め、安曇野の風を感じながら、

ちひろさんの大好物だった「いちごのババロア」を夫といただきました♪

本当に、心から満足した「春の一日」でした♪

私の好きな子供たち

ちひろさんの絵に登場する子供たち・・・全員大好きですが、その中から一部をご紹介!

指先がなんて可愛いのでしょう! マフラーでも編んでいるのかな?

(花とこども画集より)

みんな仲良し・・・何を話しているのかな?

後ろ姿からも、「可愛さ」「純真さ」が伝わってきます♪

(花とこども画集より)

雪の日・・・女の子のちょっぴり、憂いを含んだ眼差しが気になります。

(母と子の画集より)

私の大好きな一枚・・・嬉しそうな足取りで、お友達の所へ遊びに行くのかな~?

(こどものしあわせ画集より)

裸ん坊さん、かわいい~~~~♪♪ 抱っこしたくなります!

(晩期・ぎんいろの童画集より)

ホッペがふっくら♪ ビーズの指輪してるのね・・・おしゃれさん♪

(花とこども画集より)

そして、東京へ♪

早割のお安い航空券、ゲットしました。

今年の夫婦旅行の「締め」は東京に決定!

練馬にある「ちひろ美術館」に行く予定です。

今からわくわくします(^^)

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