ひとり暮らしの叔母に・・・妻の想いは?

夫のマシュウです。

妻アンの叔母は、道南の小さな田舎町で一人で家を守り暮らしています。

昔から妻の母親代わりになって、常に心配してくれているひとです。

その叔母がガンに侵されて、昨春、切除したものの、まもなく再発!

最近、患部が日増しに大きくなってきました。

医者の話

妻アンは、叔母が病院での定期検査から帰る都度、先生の話や体調の変化を聞き出し、

メモしています。

今回のCT検査の結果から次のようなこととなりました。

★先生の見解は、このまま様子を見るしかない

★実際にはお腹を開いてみないと分からないが、手術はもう出来ない

★投薬治療しか対処法がない

孝行する!

抗がん剤と長年の付き合いの中、

その効果と副反応の苦しさに、何とか負けずに日々をおくる叔母。

そんな叔母の容態を常に気にしている妻。

普段から電話をしています。

今日は「なにか元気が出るようなものを食べさせたい!」と言い、

近所のスーパーから見繕って送ることにします。

でもね・・・と、妻がちゅうちょしているのは、

叔母は律儀な人で、送ったモノには必ずお返しを送ってくることなんです。

気をつかっちゃダメ!元気になってほしい!

その一心で送っているのですが・・・(^_^;)

妻からの荷物が届くと・・・

叔母「〇〇ちゃん(妻の名前)、こんなことしなくていいんだよ」

妻「栄養のあるもの食べて欲しいと思ってね。ほんのちょっぴりだけど」(^^)/

「お返しなんかしちゃダメだよ」

叔母「ありがとうね!」

叔母の通院の日

病院から帰宅した頃を見計らって電話します。

電話の声で元気かどうかが分かる妻アン。

今回から抗がん剤がまた変わりました。

少し?強力らしい。

確かに、病気を治してくれる?薬には違いないけれど、

その副作用たるや、酷いものがあります。

どうか少しでも副作用が軽く済みますようにと、祈るばかりの私たち。

お盆が近づいてきました

先日の電話では、自分も一緒にお墓参りに連れて行ってほしいと言います。

叔母はとにかく、責任感の強い人です。

元気な頃は、毎年、お盆の時期、きれいに掃除して、この地に眠る先人を供養してきました。

しかし、今年は、どうも一人で行く体力に自信がなさそう。

叔母「いつ来るの?」

妻は、叔母の体調を気づかい、無理をさせちゃいけないし、

新型コロナのことも頭をよぎり、万が一にもうつすようなことがあっていけませんし、

体調をうかがいながらお墓参りに行くことにしました。

叔母が一日でも長く元気で暮らせるように、

兄であるアンの父親に、空の上から見守っていただくことをお願いするためにも・・・

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コメント

  1. 千沙 より:

    マシュウ様、アン様

    こんにちは。叔母様の使用されている抗がん剤の副作用、お辛いと思います。少しでも副作用が軽いことを願うことしかできないことがもどかしいです。ですがアンさんがよくご連絡をとっていらっしゃるようで、叔母様も嬉しく思っているはず。肯定的な感情は痛みなどを和らげますね。
    このような状態にもかかわらず、お墓のことを気にかけていらっしゃるとは、本当にお家とお墓とを守っていらっしゃるのですね。ご立派な方です。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      千沙さん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      ひとり暮らしで自分の病気と闘っているうえに
      墓守もしている叔母にはホントに頭が下がる思いです。
      まだまだ健康でいて欲しいと思ってますよ!
      千沙さん、こんばんは。アンです(*^-^*)
      今日はムシムシの暑さに参りました~(^_^;)
      叔母は結婚した時から、姑と同居!
      いい人ではありますが、とにかく性格がキツイ!
      それに加えて小姑が近所に二人いました。
      叔母は朝からクリーニング店で働き、夕方からは食堂で・・・
      なんと二つの仕事を掛け持ちしていたんです。
      家の事は姑が全て仕切っていましたし、
      女は家に二人は要らないということで、叔母は外へ働きに出る羽目にね。
      まもなく婦人科系の大病を患い、子供を持つことは叶いませんでした。
      7年前、ご主人に先立たれ、ひとりで姑の面倒を見ていましたが
      小姑たちは自分の母親なのに知らんふり!
      ホントに苦労、苦労の人生です。
      病気になってしまったのも、こんな苦労をしてたからかもしれませんね。
      律儀で本当に情に厚い叔母です。そしてなんといっても優しいの。
      見習いたいと思う自分がいます。