長年の念願叶った?妻のひな人形が届く!

夫のマシュウです。

お正月が明けると、歳時記的に次は「ひな祭りの準備」でしょうか。

昨年、わが家には初孫っ娘が誕生しましたので「今年は初節句」です。

お嫁さんの実家には、幼い頃に買ってもらったひな人形があるといいますが、

幼心にお顔が怖くて人形嫌いになってしまい、あまり飾らないで育ってきたよう。

ですが、

やっぱり孫っ娘には健やかな成長と幸せを願って是非とも贈りたい札幌のジジとババです。

その思いが受け入れられて

わが家の財布事情?にかんがみ、子供夫婦に気に入ったものを選んでもらうことにしました。

孫っ娘にはまだわかりませんが、

怖がらないような現代的な、かわいいお顔の親王飾りのひな人形を選んだようです。

成長に合わせて、予算にあわせて?段飾りを増やしていけるようになってます。

これで、ひな祭りに孫っ娘に会いに行く口実ができたぞ~!(笑)

さて、今回の本題は?

「妻のひな人形」です。

妻には、ひな人形にまつわる「悲しい思い出」があります😢

幼い頃、母方の祖父母に買ってもらったお気に入りのひな人形があったといいます。

ところが!

あるときからなくなってしまいました。

それというのも、両親が離婚して、新しいお母さんがくるというので、

それまでのひな人形を父親が誰かにあげてしまったらしいのです。

大好きだったのに、なくなってしまったひな人形を思う妻の気持ちは、

父親(義父)を「責める言葉」となって向けられます。

「どうしてやってしまったの?」

こうしたやりとりは、妻が大きくなっても続きます。

父親はただただ苦い顔をするしかなかったようです。

父親の晩年に・・・

もうその頃は、妻も半分冗談で話題にしていましたね。

父親は「どうしてやってしまったんだろうな・・・」ポツリとつぶやきます。

妻には、とっくに事情などわかっていることなのです。

父親が妻の生母と別れて、新しい母親を迎えるのに、

ひな人形はそれまでの母親を思い出させる道具になりかねません。

処分してしまった父親の気持ちも、今では少しは理解できるのです。

そんなエピソードを私も妻からよく聞いていました。

結婚してから

毎年、飾るのは習い物教室の先生のお母様が作ってくれた小さなひな人形でした。

以前、私たちが山口県を旅していた時のコトですが、

偶然、立ち寄った土産物店で「大内人形のひな人形」に出逢います。

思わず、かわいい表情につられて買いましたが、

お金がないので小さいものしか買うことができませんでした。

とはいえ、これで本当に満足したわけではありません。

3年ほど前の神戸旅行で

何気に時間つぶしで入った三宮の老舗人形店で、ひな人形の展示販売をしていたのです。

と、ある人形作家さんの「立雛」に時間が経つのも忘れて見入ってしまいました。

妻「やっぱり高いものは違うね~」

私「どうせ買うのなら、いいもの買いたいね!」

妻は気に入ったお顔の人形もあったようですが、

このときは衝動買いになるためらいもあったので、結局「この次にしよう」と。

しかし、この次は・・・というのは、なかなかこないんです。

ですが

初孫っ娘の誕生が背中を押しました。

私も長年の懸案で「妻にもひな人形を買ってあげたい」

妻「いらないよ。残りの人生少ないから・・・」

私「何年飾ることができるかの問題じゃなく、自分が満足したかどうかじゃない?」

ひな人形は継ぐものではないとはいうけど、

いいものだったら、孫っ娘に継いでもイイんじゃない?

おばあちゃんの思い出として飾ってくれるんじゃないだろうか?

こうして、妻のお気に入りのひな人形を買うことにしました。

ネットで注文して年明け早々の指定した配達日に到着!

松の内が明けると、早速、ひな人形を飾ります。

場所は和室

それまで義父や私の父親の写真立てを置いていたところに飾ることにします。

そのために、写真が別室に追いやられてしまいましたが、

毎日の手を合わせてのお参りは欠かさないので

場所は譲ってね・・・”ごめんなさい”です。

これで「苦い思い出」を払しょくして、遠い昔のエピソードとして封印もできます!

こうして、わが家に大事な一員が加わりました。

大満足!

アクリルケースに入ってるのでホコリもかぶらず、出し入れ簡単!

シックでとっても上品です! 妻は大喜びしています(笑)

妻「ひな祭り期間だけでなく、一年中飾っておきた~~~い!いいよね?パパ」

私「いいんじゃない!」(笑)

妻の「60年間分の思い」を取り戻すといいでしょう。

これで、ようやく妻も義父も60年のくびきから解放されたようです。

めでたし! めでたし! 拍手~~~~!👏

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コメント

  1. ばふん風 より:

    我が家では、結婚当初に私が通勤途中の駅で購入した、きれいに着色したハマグリに乗った小さな小さなひな人形(男雛と女雛)を妻が毎年飾ってくれています。それを見るたびに買ってあげてよかったなあ、とひとり悦に入っています。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      ばふん風さん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      わが家もそうですけど、
      私の役目は妻がひな人形を欲しいと思っている気持ちの背中を押すことかなと思っています。
      飾ったひな人形を眺めている妻を見て、買って良かったなと思ってます。
      ばふん風さんと同じ心境ですね。
      ばふん風さん、こんにちは。アンです(*^-^*)
      ホントに長年の願いが叶って興奮してます(笑)
      夫から昨年秋にひな人形を買ってあげたいんだけどと提案がありましたが
      いいよ、いいよ、いらないよと断り続けていたんです。
      ですが、とーっても素敵なのを見つけてくれて夫の好意に甘えることにしました(#^.^#)

  2. ジェリー より:

    こんにちは!ジェリーです。
    わぁー素敵なお雛様ですね〜 とても品の良いお顔だちです。
    お雛様を飾ると華やいで 部屋の中がぱぁーっと明るくなりませんか?
    雛人形はその子を守る…女の子のお守りみたいなものでもある様です。
    桃の節句を末永く楽しく祝えると良いですね。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      ジェリーさん、お久しぶりです。マシュウです。コメントありがとうございます。
      お雛様はやはり華やいできれいですね!
      わが家のアンにもようやくお守りができたと喜んでますよ!
      桃の節句が楽しみですね!
      盛大にお祝いしたいです!
      ま、私は飲み会が増えることで喜んでるんですが・・・(笑)
      ジェリーさん、こんばんは。アンです(*^-^*)
      札幌はすごい雪!絶え間なく降っています。
      この度、夫から人生最大?の嬉しいプレゼントを頂きました♪
      嬉しすぎて、毎朝、ひな人形に話しかける私って変ですね!?(笑)
      大切にしたいと思ってますよ~。

      • ジェリー より:

        ジェリーも 毎日UHB天気予報を見てます。
        今晩札幌は全域ドカ雪警報発令中、厳重注意ですね?
        どうかお二人も呉々もお気をつけ下さいね。
        ところで数分前「みてね」に保育園のお友だちと元気に米ソリで遊ぶ孫っ子の写真がアップされました。もう雪にも負けず!逞しく楽しそうに米ソリで遊ぶ道産子たちの姿にトモさんと一緒に思わず笑ってしまいましたよ。

        • ともに白髪の生えるまで より:

          ジェリーさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
          窓の外は今年初めてと思うくらい雪が深々と降り積もっています。
          気温も上がらず寒い日になりました。
          昨日、スーパーですれ違った親子の話ですが
          小さな体に大きな防寒着を着た男の子を見て妻は思わず「カワイイ~!」
          孫っ娘と重ねているようで「来年の今頃はこうやって歩いてるんだね」
          などと・・・ジェリーさんのお気持ちホントよくわかります(^^)
          ジェリーさん、こんにちは。アンです(*^-^*)
          ドカ雪に見舞われた札幌です。
          孫ちゃん第一号くん、もうソリ遊びをするようになったんですね~。
          子供の成長って早いですね~。
          わが家も「みてね」は楽しみです。
          あ、来た来た~ってね!(笑)

          • ジェリー より:

            そうなんです!..雪国の子供たちの姿、とっても可愛いのです。
            うちの長男孫もお友達もみんなモコモコの格好して・・つなぎの防寒着・長靴・足カバー・ミトンの手袋・毛糸の帽子をかぶり雪原をソリ引いて えっちらほっちら♪ と保育士さんに引率され懸命に歩いてます。その光景はまるで”白雪姫と七人の小人”みたいなんです。広い公園なのでしょうか?それも結構な積雪の中、そんなことは物ともせずモコモコ園児たち雪まみれになって夢中で遊んでおりますね。冬は寒くて背中が丸くなりがちな私達、そんな”みてね”の写真からいっぱい元気頂いておりまーす♪

          • ともに白髪の生えるまで より:

            ジェリーさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
            モコモコ姿の園児の歩く姿は七人の小人?か、
            はたまた私たちが目撃する園児の散歩はよちよちペンギンの散歩?にも似て
            頼りない足取りに思わずニッコリしてしまいますね。
            冬の雪道ならでは光景ですね(^^)
            ジェリーさん、アンです(*^-^*)
            時々、鼻水垂らしながらも、一生懸命ヨチヨチ歩く保育園児を目にすると
            ついつい自分のとこの孫と重ねてしまう自分です。
            私たちも孫がこんなに「いとおしい存在」になるとは・・・(´∀`*)ウフフ

  3. 千沙 より:

    マシュウ様、アン様

    なんて素敵なお話なのでしょう。目頭が熱くなります。
    お雛様は女性にとっても、買ってあげる家族にとっても、一生大事にする大切なものです。マシュウさんはご立派です。

    今のお雛様はシックで上品ですね。ケース入りというのが出し入れ楽でいいですね。

    アンさん、素敵なお雛様ですね!ちょっと気になるのが、「60年分」という文言。。。
    アンさんは永遠の38歳なのでは?(^_-)-☆

    そうそう、長野出身の同僚が言っていたのですが、お雛様の時期になったら五月人形も一緒に飾ってあげるとのこと。なぜなら男の子が可哀そうという理由だそうです。

    年中通して飾られるお雛様は幸せなのではないでしょうか!

    • ともに白髪の生えるまで より:

      千沙さん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      妻の念願をようやく叶えることができて私もうれしいです。
      妻は毎朝、ひな人形に手を合わせて満足そうですよ!(笑)
      千沙さん、おはようございます。アンです(*^-^*)
      昨日の雪将軍がどこへ行ったのやら今朝は冬晴れの素晴らしいお天気です。
      今ね、南側のリビングにいるのですが、あち~~~!汗かいてますよ(笑)
      太陽さんのパワーってすごいですね。
      あ!私、相当、サバ読んでました。いや、イワシかタコかな?(笑)
      そう、永遠の38歳でしたね(^^;)
      お雛様はとってもシックで大人のひな人形って感じでしょうか。
      気に入ってます。夫には感謝です。
      これでお小遣いのへそくりがスッカラカンらしいです(笑)