長男はつらいよ!死んだ親の後始末

夫のマシュウです。

昨年12月に亡くなった父親の「後始末」は誰が??

我が家の場合、施設に暮らす「母親」は無理ですし、子供は私と弟の二人。

「長男」である私の出番が多くありました(^^)/

死亡届

死亡の事実を知った日から7日以内に届け出る手続きが必要です。

これがないと「火葬許可証」を出してくれないので

まずは第一段階として重要な手続き!

親族は何かと慌ただしいだろうと、葬儀社が届出を代行してくれるところもありますが、

「長男の私」が親族を代表して行うことに!

葬儀の取り仕切り

葬儀では「喪主」「母親」

葬儀を取り仕切る「施主」「長男の私」が務め、葬儀社との打ち合わせから、

費用の精算まで、短い時間の間に起こる事柄に対応しなければなりません。

病院から葬儀社への「遺体の搬送手続き」に始まり、「親戚・知人等への連絡」はもちろん、両親が住んでいた「町内会への連絡」など、妻と手分けして行うことになりますが、

私が「全体を把握」しておかなければなりません。

葬儀については、規模や宗教、形態など「あらかじめの準備」をしておくことが肝要です。

私の場合も、妻と事前に立てておいた手順を踏んで、チェックにチェックを重ね

取り組みましたので、それほど混乱せずに?済みました(^^)/

健康保険や介護保険の資格喪失届

遺されたものがやらなければならない「行政手続き」として、

死亡した人の「健康保険証」「後期高齢者医療保険証」などの「返却手続き」があります。

この際、死亡した人の保険料などの給付・納付・還付・充当等の一切の権利義務を

承継する「承継人代表者」としての「登録」が求められます。

健康保険加入者には「葬祭費」が、葬儀を執り行った「葬祭執行人」に対して

支給されます。

相続人を代表しての承継人となりますので「長男の私」が登録することに!

遺族年金の申請

母親の遺族年金を請求する場合の「代理人」として手続きをすることになります。

あらかじめ母親の委任を受けていることの「署名」を母親からもらっておきます。

亡くなった父親の厚生年金保険の加入状況を申請書類に記入しなければならないので、

古い資料を手繰りますが、これも「親が元気なうちに年金関係の書類をまとめておく」に限ります。

亡くなってから、いざ捜すとなると「厄介な作業」になってしまいます。

私の場合も、両親が入院する機会に探して、年金関係の書類をまとめておいたので

申請書作成がずいぶん楽に出来ましたね。

これも「長男である私」の仕事です。

預貯金の相続手続

父親名義の銀行口座の凍結を解除するためには、相続手続きが必要!

これも「長男の私」「代表相続人」として動かなくてはなりません。

相続人全員の同意のもとに事務手続きを進めますので、

「証」として「相続人全員の実印」をもらわなくてはなりません。

周りの人の話しを聞くところでは、これが一番面倒だということです。

相続人が多かったり(相続人を確定するための戸籍を集めることも含めて)

遠く離れていたとしても、相続の手続きには全員の同意が必要!

私の場合は、相続人は母親と弟だけですので長男の威厳?を効かして

スムーズに進めることができました(^^)/

さて、先日、父親が住んでいたマチの役場から「一通の手紙」が届きました↓

固定資産税・都市計画税に係る納付義務の承継人の届出

固定資産(土地・家屋)の所有者であった父親が亡くなったということで、

固定資産税・都市計画税の「納税義務の代表承継人」を相続関係者の協議で決めて

届出書を提出しなければならないというのです。

この書類を提出しないと、相続人のひとりである長男の私を代表承継人と定めることになるので了承を、という趣旨!💦

なにぶん、築後40年も過ぎた古い家ですので、固定資産税の額も微々たるものなので、

私が負担しても構わないのですが・・・💦

母親の遺族年金を申請したので、これからの年金が増えることだし、

ここは「新しい世帯主」でもある「母親」「代表承継人」になってもらうことにして、

私が届出書を提出することにしました。

あとは相続登記を残すのみ!

自分の場合は

父親の死後の手続きを行うことによって、

私の身の上にこれから起こるであろうことを重ねて、考えさせられました💦

自分が死んだ後の手続きは、残された人がやらなければなりません。

これは言わずもがなの当たりまえのことなのですが、自分の父親や義父の最期を見てると、

死んでいく人は自分が死んだ後にどんな手続きがあるか考えてもいなかったはず!?

これは私たちにもあてはまることで、実際に親の死に直面するまで、

あらかじめ段取りをつけておくことなどはもちろん、考えることもしてませんでした💦

最近は、身近な人が亡くなった後の手続きを解説したムック本なども出回ってますので、

啓もうが盛んになってきたようですが・・・

これじゃいけないと思い「自分の体験」をもとに「事前に揃えておくべきもの」などについて書き留めてみた次第です。

ところで、

幸い?というか、相続でもめるほど父親は財産を遺してくれませんでした(笑)

だから弟も、私に面倒な手続き?を任せたのでしょうか?(笑)

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