夫のマシュウです。
3月下旬のある日・・・
全国の桜の見ごろ情報が報じられ「今年も旅行シーズンが始まったね」と私たち夫婦の会話。
桜も見に行きたいけど、花見どきの外出自粛がいわれている中、
あえて人混みに出かける勇気はありません(^_^;)
が、桜の終わった新緑の頃はどうだろうか?
新型コロナも変異種が猛威を振るい始めた感があり、躊躇するところですが、
私たちは、旅行に行くことイコールそのことで感染するというより、
旅先での飲食が問題だろうと考えています。
「3密」といわれる人混みの多いところでの飛沫感染が問題です。
ならば、人混みを避け、外食は極力気を付けて旅行するのはどうだろう?
観光客が大勢集まる定番スポットを避けて、マニアックな場所なら安全では?
そうだ!
桜が終わり、ひと段落している京都に新緑を愛でに行こう!
ということで、4月に入ってすぐに予約!
出発時の感染状況がどうなるだろうか?を心配しながらですが・・・
妻アンはガイドブックを広げ、まだ訪れていない寺社仏閣をリストアップ!
しばらく静かだなーと思ってると、声がかかりました。
妻「決まったよー!ココ行きたいなー!」
これまで、大原や宇治、比叡山、そして去年は貴船と「京都郊外」を訪ねましたが、
まだ行ってない所といえば・・・と思っていた矢先、
たまたま「神護寺」を紹介するテレビ番組が放映されていました。
神護寺は山道(石段)を歩くから足腰がしっかりしているうちしか行けないらしい・・・と。
神護寺といえば弘法大師空海が修行したお寺で、あの大覚寺にも嵯峨天皇に会うために
空海が度々下りて来てたという由緒あるお寺のようです。
よし!
春の旅は「神護寺へ行こう!」をテーマに「京都で極力、人に会わない旅」としよう!
というわけでピックアップしてみます。
先ほどの神護寺と同じエリアには世界遺産の髙山寺(こうざんじ)もあります。
ここは鳥獣人物戯画が有名ですね。
ちょうど京博で開催している『特別展』で、国宝の鑑真和上の坐像も見たい・・・
桂離宮の庭園も素晴らしいというし・・・
旧三井家の下鴨別邸も・・・と、京都好きの妻は次から次に思い浮かぶようです。
しかし!
ついに「京都にも緊急事態宣言」が出され、5月11日までは自粛を余儀なくされました。
私たちの旅行日程は、その翌週からです。
万が一、キャンセルしてもキャンセル料は発生しないの?
緊急事態宣言が延長される可能性は?といろいろ不安が募ります。
こんなご時世に?とひんしゅくを買いそうではありますが、
1カ月後はどうなっていることやら?
コロナが沈静化していることにかけて、我々の身の上にも何ごともないことを祈るばかり!
旅行に行きたくても、自粛を余儀なくされているなかで、不謹慎な計画を立てています。
果たして行けるのか?
決して無理は出来ませんね・・・(^_^;)