病状悪化!田舎の母親に面会してきた

夫のマシュウです。

北海道の田舎町の特別養護老人ホーム(特養)で暮らす私の母親が、

昨年の暮れに体調を崩しました。

以前から尿路感染症を患い、たびたび入院騒ぎを起こしていました。

最近も血尿が出て結石やがんが疑われたのですが、幸い重い病ではなく、

血尿を止めるために、抗生剤で対処療法。

ですが、その母親の具合が悪いという連絡を受けました💦

看護師さんから電話が来た頃の様子は、もう看取り介護に入るような口ぶり・・・

あと2週間もすると、私たちが訪ねていくことになっていました。

その後は、気をもむ日が続きます💦

いつ何時容態が急変するかわからない。

いつ電話が鳴るか?

面会日もあと一週間と迫ったある日

妻が、電話でその旨を特養の職員さんに伝えると、

「ちょっと待って下さい。担当の看護師に代わりますから」

えー?これはどういう意味?

面会日を告げるだけのつもりが看護師さんから何か重要な話があるってこと?

心配を募らせて、看護師さんと電話を代わります。

母親の様子を聞くと、すでに会いに来ることは伝わっているようで

偶然かもしれませんが、あのあと食欲も回復し点滴も外せるほどに回復したといいます。

もしかして我らが行くと聞いてモチベーションが上がったのか?

あいにく自力でベッドから降りることはできず、車イスに乗ることもできないようですが、

それでもイイ。

食事も自力では食べることができず、介助が必要になりました。

ひと頃よりも元気を取り戻したとはいえ、

私たちが年の暮れに会ったときより、状態は悪化の一途・・・💦

そんな状態を事前に聞いたうえでの面会です。

もしかしてこれが最後になるのか?

面会は自室で、車イスに乗れないのだから仕方のないこと。

介護士さんが、ベッドで横になっている母親に声を掛けますが、返事はなし!

目をつむって苦しそうに口を半開きにして呼吸も荒らそう。

介護士さん「目を開けられないですかー?」

呼びかけますが反応なし!

苦しそうな表情は変わりません。

妻「おばあちゃん、会いに来たよー!」

うっすらと片目をあけるのですが見えているのかどうか?

焦点も定まっていません。

長年、お世話をしてくださっている看護師さんも、こんなに表情の悪いのを見たことがない、数日前は会いに来ることを楽しみにしていると笑顔でしゃべってたのに・・・・と。

声も全く出ず、会話は不可能!

私たちが話しかけたことに小さくうなずいたり首を振ったりするので、

分かっているようですが・・・

面会後、看護師さんから「看取り介護の段階に入った」ことを告げられます。

私たちも了解して特養をあとにしました。

「6月になると、ひ孫が遊びに来たいって言ってるよ!」とも母親に伝えましたが、

これが新たなモチベーションになって生きようとする気持ちが強くなってほしい!

とは思いつつ、

自分達も高齢の域に入ったので、健康の不安を抱えながらの日々を暮らしています。

死んでいくのは順番どおりが大事だとも思いながら・・・今回の面会をきっかけに

いざというときの準備を始めることとします。

この日の母親の様子を弟にも伝えて、心の準備をしておかなくちゃ!

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