夫のマシュウです。
私の田舎の特別養護老人ホーム(特養)で暮らす私の母親の生活に掛かる費用の明細が、
毎月、私のもとに届きます。
特養で、部屋を借りて寝泊まりし、食事をするのに要する施設費用と、
そこで日々介護サービスを受ける費用が主なもので、
特養で暮らすには最低限必要な費用です。
このほかに、病院に掛かれば、診察費用と薬代も必要になります。
これらの費用は、すべて母親の年金から支払われることになります。
特養での暮らしは・・・
安全は確保されているものの、バーター?で個人が自由気ままに何でもできない制限があり、外からみていると不自由を受け入れなければならないところでもあります(^^;)
それでも、日々の生活に潤いを与えるために、職員さんに頼むことにはなりますが、
町内のスーパーで欲しいモノを買い物してもらえるようです。
毎月、特養から送られてくる請求書類の中に「スーパーの請求書」があると、
今月は、ご飯のお供に「タラコ」を買ってるとか、お菓子を買ってるとか、
「不自由な中でのささやかな楽しみ」を求める暮らしぶりを垣間見ることになります(^^)/
そのなかで・・・
毎月定期的に「理髪費用の請求書」が送られてきます。
最近の物価高騰などを受けて値上げが繰り返され、
今ではカットだけなのに3,300円です(^^;)
私だって、頭髪カットに掛かる費用の安いところを探し歩いて、
それまでの元祖1,000円カット専門が値上げしたり、そのカット技術に不審を抱いて、
別の理髪店を探す羽目になって、
ようやく、カットとひげ剃りで1,500円の店に行き当たり、
そこが目下の行きつけになってます。
毎月の繰り返しですが・・・
母親の理髪代の請求書を見て、
「なんだオレのアタマの倍以上の値段じゃない?」(笑)
「高いよなー!」(笑)
グチが口をついて出てしまいます。
ですが、妻は、
「パパ、そんなの安いもんだよ。髪を切ってもらえてるということは、
おばあちゃんが元気に生活してるということがわかるバロメーターなんだよ」
私「う、うん、そうだね!」おっしゃる通り!
そう考えれば、毎月送られてくる請求書でも嬉しくなるね!
妻は、子供や孫に買ってあげるものに関しては太っ腹だということは分かってたけど、
小さな体に似合わず、肝っ玉も太いんだねー!(笑)