母親の最後の年金

夫のマシュウです。

母親が亡くなって、ひと月が経った頃

母親が住んでいた町の年金事務所から一通の封書が届きました。

というのも、母親が亡くなったあとすぐに事務手続きのひとつとして、

年金事務所への死亡届や未支給年金の請求書などを提出する手続きをしていました。

その届書や請求書の受付をしたという確認書です。

これで、生前最期の月分の8月分の年金が支払われることになります。

実は

これまでも繰り返してきたことですが、

母親が特別養護老人ホーム(特養)から病院に入院して、

もしかしたらもうだめかもしれない、という連絡を受けたとき、

入院が月末近くだったりすると、

次の月に一日でも入るとその月分の年金を全額もらえるので、もう少し頑張って!

などと不謹慎な?励ましをしていたことを思い出しました。

実際に亡くなった時は、そんなことなど思いも浮かばなかったのに・・・

そう簡単には逝かないと思っていたからなのでしょうか?

もらえるものは少しでも多くもらいたいと打算的になっていたのでしょうか。

というのも

もらった年金はほぼすべて、母親の生活費を賄うために使われていました。

当然と言えば当然のこと。

母親は子供の我らに面倒を掛けずに生活していましたから、最期の最期もそうです。

年金事務所からの通知書を受け取ったのと時を同じくして、

お世話になった特養から一通の封書が届き

最期の月の退所日までの日割り計算の施設利用料の請求でした。

こうして

母親が入院中も、特養の部屋を借りている以上、部屋代の支払いは続きます。

加えて、病院の入院代も掛かってきます。

もらった年金は右から左へと消えていくのです。

年金支給の停止とともに、これで、特養ともすっかり契約が切れたことになります。

特養の利用料の最後の振り込みに行って来ます。

母親のいた部屋には新しい方が入られたでしょう。

そして母親の残した衣類やテレビなどが引き継がれていき

介護士さんや看護師さんも、母親のことは忘れていくことでしょう。

自分たちも北海道の田舎の特養とは縁が切れ

もう、電話に一喜一憂することもなくなりました。

 

長い間ありがとうございました・・・☆

 

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