おはようございます。 妻のアンです。
お箸は、毎日の生活に欠かせないモノですね。
軽くて、かさばらないので、我が家では旅行のお土産にすることもあります。
そうそう、先月、訪れた京都の醍醐寺では夫婦箸を見つけたので買って来ましたよ(^^)
ところで・・・
私の父が、まだアタマも、足も、しっかり元気だった頃、
趣味の仲間たちと、青森県の弘前へ旅行に行った際、
「津軽塗の夫婦箸」を送ってくれました。もう20年くらい前のことですが・・・
夫は緑、私は赤・・・手によくなじみ、とても使い易く、長年、愛用しています♪
重さも、ちょうどいいんです。
津軽塗の不思議なこの模様・・・気に入っています(^^)
実は、お箸のプレゼントには「隠れた意味」があるのをご存知でしょうか?
私も、以前、友人から聞いて初めて知ったのですが、お箸には、人と人とを結びつける
「橋渡し(箸渡し)」の意味があるということ・・・
そして、どちらか一本が欠けても使えなくなりますし、2本の長さが合っていないと
上手に使えません。 これを「夫婦のあり方」に例えて、共に協力し、支えあって
末永く一緒にいられるように・・・との意味合いも持っているのだそうです。
実は、父は70代の頃、町が開催していた「認知症サポーター養成講座」に申し込み、
何か、少しでもお役に立てればとの想いから、一生懸命、取り組んでいたようです。
しかし、数年後、その父親自身が認知症を発症!! 本当に皮肉なものですね。
現在、父は認知症対応のグループホームでお世話になって、もうじき7年目を迎えます。
入所当時は、大変なことが次々に起こり困りましたが(このお話はまた後日に・・・)
職員さんたちにあたたかく見守られ、何とか、穏やかに過ごしています(^^);
「夫婦箸」にまつわる「深イイ話」
父に知っていたのか、どうかを尋ねても、今となっては答えは得られませんが
私は、きっと、娘の幸せを願って贈ってくれたのだと・・・
そう・・・思っています(^^)