泣いて、笑って、束の間の気分転換

夫のマシュウです。

身内の健康に不安があると、何も手につかない状態になります。

特に、不要不急の「趣味」を楽しむというのは、

心にゆとりがある状況じゃないと、楽しめません。

シネマ歌舞伎

私たち夫婦の楽しみのひとつに「シネマ歌舞伎」の鑑賞があります。

「月イチ歌舞伎」と称して、1年間上映されます。

今年は全作品を鑑賞するぞ!と意気込んで、「ムビチケ」まで買い込んで毎月通い、

スタンプラリーのスタンプもせっせと貯めてきました。

しかし、5月末から7月は、妻の父親の入院、逝去、とあわただしく過ぎ、

スクリーンを楽しむゆとりなどありませんでした💦

この間、2作品を見逃しました。

その後も、上映スケジュールと我が家のカレンダーの予定を見比べ、

時間を見つけて何とか通うのですが、

11月、今度は私の父親の入院で、また1作品を見逃してしまいました。

「忙中閑あり」

身内の不幸があったとはいえ、そこには私たちの「日常」の生活の時間が流れています。

できるだけ日常を崩したくない、というのも私たち夫婦の共通の考え・・・

難しいことではありますが、どんな時にあっても「ゆとり」を持っていたいものですね(^^)/

「忙中閑あり」のように、気分転換するのは大事なことです。

日々の生活の「日常」と、気分転換の「非日常」の使い分け・・・

シネマ歌舞伎の鑑賞も「非日常」の世界に触れることでした。

「人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)」

今回の作品は、三遊亭円朝の落語が原作の歌舞伎「人情噺文七元結」

平成19年10月に新橋演舞場で上演された舞台。

主役の長兵衛を、今は亡き「中村勘三郎」さんが演じ、

映画監督の「山田洋次」さんがシネマ歌舞伎のために監督した作品です。

ストーリーは、

貧乏長屋に住む左官の長兵衛(中村勘三郎さん)は、大酒飲みで大のばくち好き。

多額の借金を抱え年越しもできないありさま。

見かねた娘のお久が吉原に身を売る決心をし、用立てした五十両を懐にした長兵衛が

帰り道で身投げしようとした文七(中村勘九郎)に与えてしまうことから起こる

涙と笑いの人情喜劇・・・

泣けたり、笑ったりと、心温まるシンデレラストーリーでした。

最近は、父親の容態が気になり、落ち込みがちでしたが、束の間の気分転換!

明日から、また頑張れるかな!?(^^)/

シネマ歌舞伎の後は、炭水化物まつりや~!

お昼近くになり、昔なじみの中華屋さんへ直行!

歌舞伎に集中したのでお腹がペコペコ!こんなに頼んじゃいました💦

★広東麺&チャーハンセット

★エビチリ、干しエビチャーハン、エビマヨ、半ラーメンセット(デザート付き)

これで税込み2050円! コスパ抜群です!

中村勘三郎さんのお芝居を観た後、妻アンがこぼします😢

「若くして逝かれてしまい本当に残念・・・」

その通りですね・・・😢

今回も、観客をグイグイ物語の世界に引き込んでしまう「エネルギッシュな演技」と、

「情に厚い人柄」が芝居からも伝わり、大満足のシネマ歌舞伎でした👏

それにしても、食べ過ぎや~~(笑)

夕飯は軽くしないとね💦

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