夫のマシュウです。
歳をとるにつれて「健康不安」がつのってきます。
人生の先輩である「親の生きざま」は、私たち子供の鏡となり、とても参考になっています。
これまでの田舎での親の暮らしを見ていると、
高齢になるにつれ「病院との付き合い」が濃くなってくるようです。
身体が不自由になって、家での日常生活が送れなくなり、
地元の特別養護老人ホーム(特養)のお世話になってからも、
健康維持のためには、より病院との付き合いは欠かせなくなっています。
それは・・・
医療機関の受診状況を知らせる「医療費のお知らせ」からもわかります。
高齢の母親は、75歳以上が加入する「後期高齢者医療制度」のお世話になっていて、
先日、その運営主体から、お知らせのハガキが送られてきました。
そこには昨年1月から9月までにかかった母親の「医療費」が月ごとに並べられています。
そのデータは、医療機関からの請求書の審査結果をもとに、
医療費のお知らせとして作成しているとのこと。
お世話になった医療機関には病院のほかにも、歯医者、薬局も含まれています。
このお知らせから、
母親にかかった「医療費」と実際に支払った「自己負担額」がわかります。
毎月、定期的に病院の外来診療を受けていて、
最近は、入院を何度も繰り返していることが読み取れます。
外来診療の自己負担額は1割。
定期的な診療では、毎月それほどの医療費にならないので、
自己負担額もひと月千円以下。
しかし・・・
「入院」になると、一回の入院で1万円以上にも自己負担が増えることになります。
ですが、ひと月の自己負担額の上限が高額療養費の制度適用を受けて、
住民税非課税の区分対象で15,000円なので、それ以上の支払いが生じた場合は、
後日、「還付」されることになります。
最近は、母親の体力が弱くなってきたのか「入院回数」が多くなりました。
1月から9月までの間でも、
3月、4月、6月、7月、9月と「5回」も入院してました。
(頻度が高まってるなと実感)
今後も、注視していきたいと思います。
それにしても、この10倍の費用が医療費として使われてることに
親の医療費のお知らせを受け取って、考えさせられるのは私たち世代の医療費です。
私たち夫婦にとって、これまでのところ、病院のお世話になることは突発的な病気やケガの場合に限られてますが、
慢性的な病に、いつなんどき襲われるか、わからないリスクが高まってきています。
母親に送られてきた「医療費のお知らせ」を目にして、
私たちもいつかお世話になることなんだ・・・と改めて自覚するのです。