田舎はもう冬!実家の水道の水抜きをしなくちゃ!

夫のマシュウです。

北海道も、11月中旬になりましたが、平地にはまだ初雪の便りが届いていません。

記録的な遅さです。

このまま降らないで!と毎年この時期になると願うことなんですが・・・

大雪にならなければ良いですが・・・

これからの4,5カ月は、冬将軍との戦いです(>_<)

冬は水落としが必要!

冬が近づいてきたので、先日、実家の「水道の水落とし」をしてきました。

なんじゃ、それ?って思われるかもしれませんが、

言葉としては、水落とし=水抜きの意味です。

私たちは普通に水落としという言い方をしてますので、以下水落としで・・・

北海道は冬の寒さが厳しいので、水道管に水が入ったまま凍結すると、

「水道管の破裂」という恐怖があります。

毎年、冬になると結構、凍結トラブルが発生して、ニュースになったりします。

そのため、テレビやラジオなどでは、冬の期間、夜遅くになると

「凍結注意」の放送が流れて注意喚起されます。

私たちが住む札幌では、普通に暖房を焚いて暮らしている分には、凍結リスクは低いので、

日常生活では気になりませんが、外気温が0℃以下になることが普通の場所では

常に凍結のリスクがあり、その対策として、こまめに水道の水落としをして

水道管の凍結を防ぐことが必要なのです。

今年の冬は、実家は両親が介護施設のお世話になっており「初めて不在」になるので、

空き家状態。

ということは、外気と同じ程度まで室温が下がることが予想されます。

そうなると、水道管の凍結という問題が現実の不安となります。

ところが、私たちにとって、実家は遊びに行くところであって、

水回りがどうなっているか考えたこともありませんでした(>_<)

数年前に、温水ボイラー含めて、水回りのリニューアル工事をしたということは

知っていましたが、どこをどう直したかも分かりませんでした。

というより関心はありませんでした💦

両親に聞いても、リニューアルの際、水落としの方法を聞いていなくてわからないというばかり!

そのくせ、水道凍結が心配で、冬場に家を空けるのが嫌だというのが口癖でした。

そういう経緯があって、いよいよ水落としが現実の問題となりました。

本格的な冬になる前のこの時期をおいては、もう先延ばしできないということで、

帰ることにしました💦

水落としは思ったより大変!

といっても自分ができるわけではありません。私は機械オンチです。

実家を新築した時にお世話になった、地元の「水道設備業者さん】に連絡して来てもらうことにしました。

その方は、実家の水回りを良く知っていたのですが、リニューアルのことは知らなかったので、新しい温水ボイラーの構造に戸惑っていました💦

給水栓の水抜き

業者さんに教えていただきながら、私が実践しました。

給水本管

まず最初は、おおもとの給水本管の水落としです。

ここのレバーを「給水」から「水抜」に回し(実家の場合は「水抜」と書いてある側に倒す)ます。

温水ボイラー

給水本管から温水ボイラーへの給水ルートがありますので、これを遮断します。これもありました。

温水ボイラーの中を通る配管内の水を抜くためのビニル管がありますので、ここのバルブを緩めて中の水を捨てます。

洗面化粧台

洗面化粧台の蛇口レバーを全開にして、配管内の水を抜きます。配管の中の水も抜かないと凍結の恐れがありますから水が全部出たのを確認して、蛇口をもとに戻します。

キッチン

キッチンの蛇口レバーも全開にして、排水管内の水を抜きます。

配管内の水が全部出たのを確認して、レバーをもとに戻して閉じます。

水抜栓がついているので、これも緩めて中の水を抜きます。

浴室

混合栓にシャワーがついているタイプなので、混合栓のレバーを全開にして、シャワーのホース内の水も抜きます。

トイレ

給水タンク内の水をすべて抜くために、排水レバーのボッチを押したままひねると、

タンク内の水がカラになるまで排水されます。

洗濯機

洗濯機につながる給水栓の蛇口を全開し、配管内の水を抜きます。

床下給水元栓

目に見える水回りはこのくらいだと思いましたが、業者さんが、トイレに行く配管は地下を通っているはずだと、思い出してくれました。

床下収納庫にも、配管の元栓があるはずだといって、床下に潜りました。

ありました。2か所の蝶型バルブです。

これを開放して、水を抜かなくてはなりません。

こんなところにもあるなんて、自分だけじゃ絶対に気が付きませんね!

水回りって結構あるんですね、普段あまり意識していませんが・・・

ですが、まだまだ、やることがあるんです。

排水管の水抜き

キッチン、洗面化粧台、浴室の排水管はトラップというS字配管になって排水が貯まる構造になっています。

そうです、においや虫が上がってこないようにするために、排水で外気と直接接触するのを

遮断しているんですが、この排水が凍結するかもしれません。

そのため、排水を抜いて、不凍液を入れなくちゃいけないというアドバイスをいただきました。

急きょ、近くのホームセンターに買いに行き、住宅用の「不凍液」を買い求めることになりました。

不凍液と書いてなくてもウォッシャー液でも代用できるようです。

キッチン、洗面化粧台、浴室などは配水管が細いので簡単なのですが、トイレの便器内のトラップ部分は、まずタンク内に不凍液を入れてから便器への排水をしながら貯めるというやり方をして十分に不凍液を流し込み完了!

普段何気なく使っている水回りですが、いざ水抜きとなると、

いかにやらなければならないことが多いことか(>_<)💦

水回りは生活のすべてのところでお世話になっているわけで、

「凍結」しては生活に支障をきたす、まさにライフラインということを実感しました。

春には、元に戻しに行かなくちゃ!(笑)💦

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