シネマ歌舞伎で、海老蔵に会ってきた!?

夫のマシュウです。

妻のアンと、月いちシネマ歌舞伎を鑑賞してきました(^^)

妻が市川海老蔵の大ファンで、わざわざ東京まで舞台を観に行ったり、

WOWOWで放映されると聞くと、わざわざ視聴契約したりと入れ込んでいるのです。

その妻が「若かりし海老蔵」と、「玉三郎の脂ののった舞台」を見逃すわけにはいかない。

ということで、シネマ歌舞伎「海神別荘」(かいじんべっそう)を観てきました。

海神別荘って?

原作は泉鏡花の戯作「海神別荘」です。

漁村の貧しい漁師が、海の幸と引き換えに美女の娘(玉三郎さん)を海神に差し出すという契約を結びます。

美女は小舟に乗せられ、新妻として海神の若き世継ぎである公子(海老蔵さん)の

もとへ迎えられます。

美女は自分が幸せであることを、漁師の父親に知らせて安心させてやりたいと願い出るのですが、親を思う心にうたれた公子は地上に戻ることを許しますが、実はもう、あなたは人間としては見てもらえない、蛇なんだと告げます。

美女は死を覚悟し、公子の手によって殺されたいと望むのです。

その瞬間、美女は公子の真の姿を見て、故郷への一切の未練を捨て公子を愛することを誓うのです。

玉三郎の「海神別荘」の世界

本編の前に、玉三郎による泉鏡花の世界を舞台化するにあたっての表現について、

観ている人には難しいかもしれないということが告げられました。

「泉鏡花のパビリオン」と言い表していたのが印象的でした。

原作のあらすじを舞台と映像を駆使して神秘的に表現されていました。

海底の宮殿に棲む公子を海老蔵さんが演じ、地上の世界から輿入れで送られてきた美女を玉三郎さんが演じて、二人のセリフのやりとりが緊迫感があって、素晴らしかったです。

玉三郎さんは両親の暮らす地上の世界への未練や、生きるということはなにか、

人間とは、という命題を切々とした言い回しで訴える姿が印象的で引き込まれるように見入ってしまいました。

一方、海老蔵さんは、自分がいる海底宮殿の世界の方が素晴らしいことを説得しつつも聞かない美女に怒りを爆発・・・現在の海老蔵さんよりも表情が淡々としていて、スマートな好青年の印象でした。

歌舞伎にはありえない「ハープの音色」が素晴らしく、

玉三郎さんの演出する世界観が垣間見えたようでした。

2009年の作品でしたが、海老蔵さんの若々しい貴公子然とした役者ぶりが印象的!

泉鏡花の原作を読んでみたいとも思ったシネマ歌舞伎鑑賞でした。

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妻のアンです。

海老蔵さんの9年前の舞台でした。まだ、やんちゃ??だった頃の作品でしょうか(^^);

いつもは鼻にかかった声ですが、今回は声が良く通っていました。

美しく、堂々とされたお姿は、貴公子役にピッタリ!観る者を惹きつけます!

さすがでした(^^)

さてさて、今日のお昼は?

札幌シネマフロンティアのある駅前からちょっと足を延ばして、大通公園の入口にある、

「大通ビッセ」の4階、中華の「孝華」さんへ!

Aランチ&Bランチを注文!

点心、サラダ、デザート付きで、欲張り夫婦には嬉しい限り♪

イカのチリソース、白身魚のピリ辛炒め、鶏肉のカキ油炒めをシェアしながらいただきました。3品とも私たち好みのお味!とっても美味しかったです(^^)

満腹になったところで、札幌駅までテクテク・・・テクテク・・・歩きます。

秋風がここちよく、カロリー消費?がんばりました!?(笑)

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