コロナ禍のジレンマ

夫のマシュウです。

新型コロナの新規感染者数が減りつつあるとはいえ、

依然として緊急事態宣言下で遠出もはばかられる毎日・・・

肝心の「ワクチン接種」もまだまだ進まない札幌です。

自分の番が来るのはいつになることやら、どこで接種するのかもまだわかりません(-_-;)

家族の健康が人一倍心配な妻アンは、

離れて暮らす子供とはLINEで毎日のように健康チェック!(母親だね~)

妻の叔父や叔母も定期的な電話で安全を確認、電話口の声の調子が健康のバロメーター。

残るは田舎の特別養護老人ホーム(特養)で暮らす私の母親の健康のこと。

妻は、月に一、二度の「お届け便」を送っています(^^)

中に手紙を同封して、肉声ならぬ肉筆の文言を添えてのご機嫌伺い(ありがたいことです)

先日も送り届けました。

送る前の日、

妻がリュックサックを背負って買い物に出かけます。

今回送るものはすでに決まっている様子。

妻「夏物の下着と、靴下、新しいのを買って来るよ」

「これから暑くなるからお風呂あがりにでもと、ポカリスエットもね」

そして「たまには元気な声を聞かせてね」という文言を綴った手紙も添えて・・・

ある日の夕方、家電が鳴りました☎

ディスプレイには私の田舎の市外局番の数字!

これは?もしかして?

頭は良からぬことを想像しています💦

受話器を取り上げると、男性の声で

相手「特養〇〇の職員〇〇ですが・・・」

妻「いつも母がお世話になっています。なにかありましたか?」(ドキドキ!)

相手「〇〇さん(母親の名前)が電話したいと事務所に見えているのですが、

今いいですか?」

妻「はい!大丈夫です!」

母親は元気だ!よかった!

男性職員から受話器を渡される母親の声が聞こえます。

妻「おばあちゃん、元気だった?」

前回の電話では、妻の「のどの調子」が良くなかったのを電話越しに察したのか、

逆に健康を気遣う言葉もくれました。

母親「私は元気だよ」

「あんたはのど治ったのかい?」

妻「うん!もうすっかり治ったよ!送った荷物着いたんだね」

母親「さっき受け取ったよ。ありがとう」

妻「夏物の下着を入れておいたよ。おばあちゃんが好きなレースがついたのね」

母親「今日は風呂の日だったけど、風呂上がりに、

冬物の起毛の下着を着せられたんで暑くてボーとしてたよ」

妻「じゃあ次のお風呂の日に、今回送った下着着てね。」

母親「いつも、たくさん送ってもらってすまないね~」

妻「(´∀`*)ウフフお菓子も入ってるから食べてよ!」

北海道はコロナのまん延拡大で緊急事態宣言下にあります。

特に札幌は感染者数が多く、道内各地への移動も自粛を求められています(-_-;)

母親の暮らす特養からは、面会自粛はもちろん、

「札幌」から訪問することは固く断られている状況です(-_-;)

妻から私に電話を替わりました。

母親「忙しかったのかい?」

私「仕事してるんだよ~」

母親「そんな歳で、仕事?もう定年退職したでしょ」(笑)

私「こっちはみんな元気でやってるから心配いらないよ」

母親「私は相変わらずだよ!コロナ流行ってるからね、気をつけないと」

私「そうだね」

母親は特養でもテレビを見てるので、ニュースなどで状況はよく知っています。

私も、どっちが心配してるんだかわからないなー、とつぶやきながら電話を切ります(笑)

久しぶりに相変わらず元気な母親の声を聞いてホッとした、ある日の夕方でした(^^)/

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