私の生い立ち(2)継母のいじめ

おはようございます。妻のアンです(*^-^*)

前回の続きです。

父親が再婚して1年後、妹が誕生しました。

継母にとっては初めての子供。

赤ちゃんの世話というのは、本当に大変なものがありますし、

それに加えて、私という「目の上のたんこぶ」がいましたから

継母の大変さは想像以上だったのかもしれません。

いつもイライラしていて、その感情を私に向けてきました。

突然、ヒステリックになり、暴力をふるいます。それも父の不在の時に・・・

ただし、顏や手の甲など、露出してる部分は上手く?外すんですよ!

敵(継母)もさるものです!(笑)

「お父さんに言ってもいいんだよ」と、つらっとして言いますが、

私は、父親にも、友達にも、一切、口外しない子供でした。

ある日、学校の宿題をしていると、掃除をしていた継母が

掃除機のパイプで突然、理由もなく殴りかかってきました。

それまでも、足のすねをパイプで叩かれたりして、紫色のアザがたくさんでしたが・・・

ところがこの日!

腕や、背中を、何度も何度も殴られ、その結果、パイプにひびが入り割れる事態!!!

継母も一瞬、びっくりしたようですが知らんぷり!

この時、私は毛糸のセーターを着ていたので何とか命拾いです!(笑)

辛うじて骨折はしませんでしたが左腕の肘が傷つき、出血!

ちりかみやハンカチを当ててどうにか止血しましたが、しばらく治りませんでしたね。

このことは父親にも内緒! ヒミツにしていました(涙)

今も傷跡が残っています。

なぜこんな目にあうのか?

痛さよりも「悔しさ」で涙がボロボロこぼれてしまった一件でした。

継母は一度、ヒステリーを起こすと手を付けられなくなる人。

もちろん、自分の産んだ子(妹)には、こんなことはなかったですけどね!(笑)

とにかく、いつ、火が着くのか、恐ろしい毎日で、

学校に行っている間が、唯一、安心できましたね(´▽`) ホッ

一度、髪の毛をつかまれて、家中をグルグルと引きまわされた時は、ころされると思い、

近所の家に逃げたことがあります(継母が追いかけて来るかとハラハラ)

一部始終を話すと「お父さんが会社から帰って来るまでここにいなさいね」

「お父さんには今日の事をちゃんとおばさんが話してあげるから」

そう言ってくれましたが、

私は「お願いだから、お父さんには言わないで」と泣いて懇願!!

言ったら一大事!

今度は夫婦げんかが始まりますからね。

子供にとって親のケンカほどいやなものはありません。

その時、抜けた髪の毛を集めてみると、ソフトボールくらいになり、

ハゲになるかと心配しましたが大丈夫!(笑)

ちゃんと生え揃いましたよ!(笑)

ただ、しばらく、頭の痛みが続きましたね。

いやはや、ホント、災難??でした。

そうそう、この頃から、両親はしょっちゅう、酷いケンカをしていました。

相性が悪いなぁと、子供ながらに妙に感心していましたっけ。

とにかく、父親不在の時に、うっぷんはらし?で暴力をふるう継母!

自分になつかない、私のやること、なすこと、全部が気に入らない様子でした。

その中で私には忘れることが出来ない「言葉」があります。

それは継母が吐いた「ころされないだけ、まし、だとおもえ」です。

読んでくださっている方、ビックリさせてごめんなさい🙇

ウフフ・・・確かに、私、ころされずに元気に生きてます!よかったです!(笑)

やがて継母の暴力は、近所の人たちにも知られていくようになり、

ある家のおばさんがついに口火を切り、

継母に注意をしたようですが「イジメじゃない、しつけだ」と言い張ったとか・・・

暴力の他に、もう一つ「食事を与えてもらえない」ということがありました。

朝、夕は、父親が家に居ますからみんなでご飯をいただきます。

しかし、夏休みなどはお昼ご飯がありません。

継母と妹は食べていましたが「おまえのぶんは、ない」と言われ

逆らうこともせず、外へ行き、原っぱの地面にクギで絵を描いて遊んでいましたね。

これが結構楽しいんですよ!(笑)

でもね、何度か、空腹で目が回りそうになったこともありましたけど、

1食くらい食べなくても、ちゃんと生きていました!(笑)

本当にいろいろな仕打ちを受けましたが、星の数ほどあるのでここに書き切れません(笑)

今の世の中では、継母のしたことは「犯罪の域」かもしれませんね。

近頃は幼い子供が、親から「虐待」を受け死亡する事件が後を絶ちません。

特に「連れ子」が命を落とすケースが多いです(涙)

そんな悲しいニュースを目にして、本当に悔しい思いがします!!

(3)に続きます

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コメント

  1. レインボー より:

    手が ブルブルと震えています。
    怒りと 悲しさで 胸が張り裂けそうです‼️
    私が 一番嫌いな ニュースが 子どもの虐待に関する事です。いつも 明るいアンさんに こんな辛い時代が あったなんて・・
    ボランティアで 児童養護施設に 行きますが 親と離れて暮らす子どもの多くは 虐待が 原因です。子どもの頃のアンさんを 思いきり 抱きしめたい!
    最愛の 祖母様が 心のささえだったんですね。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      レインボーさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      子供の虐待の報道には本当に心を痛めます。
      妻の経験も重なってより辛いです。
      何とかならないものかとつくづく思います(^_^;)

      レインボーさん、こんにちは。アンです(*^-^*)
      読んでいただき、ありがとうございます。
      今、私がこうして元気に生きているのも、
      やはり祖母の存在が大きかったと思います。
      どんな時も支えでしたよ。
      そして真面目で優しい友人にも恵まれました。
      継母のいじめはどんどんエスカレートする一方でしたが
      いつもズボンをはかされていたので、
      太ももや、すねのアザは、人にはわかりませんでしたね~。
      もちろん父親は全く知らないことでした。
      8歳の時「もう死んでしまおう」と思いましたが、
      祖母の顏が浮かび、思いとどまりましたね。
      死のうと思ったのは、これ一度切りです。
      やっぱり生きてるって、素晴らしいことだと思います。
      夫と出逢い、ささやかですけれど、幸せな毎日を送っております(^^)/
      レインボーさんはボランティアさんをされているのですか。
      頭が下がります~。
      ありがとうございますと自然に言葉が出てきました(^^)
      虐待はゼッタイに許せないことです。
      親の身勝手で子供の人生を揺るがすなんて・・・
      あってはならぬことですものね。
      思い切り抱きしめたいと、おっしゃってくださったレインボーさん。
      やさしいお気持ちを本当にありがとうございます(^^)