妻の父親の後期高齢者健診の「受診券」が送られてきたけど・・・

夫のマシュウです。

4月に入ってまもなく、札幌市から「一通の案内」が届きました。

健診の案内

妻の父親宛で、後期高齢者医療制度に加入している人の健診(後期高齢者健診)について、「受診券」を送付したという案内です。

妻の父親は、札幌に出てきて6年以上経ち、

現在は、市内のグループホームのお世話になっていますが、

私の記憶では、今まで、このような健診の案内が送られてきたことは、初めてのことでした。

後期高齢者健診とは?

同封のパンフレットには「年に一度は健診を受けて健康的な生活を!」と書かれています。

後期高齢者医療制度では、高齢者の健康づくりと、糖尿病や高血圧などの

生活習慣病の早期発見や、介護予防のために、毎年実施されているものだということです。

健康審査の結果をもとに、病気の治療ばかりでなく、

日常の健康管理や、生活改善に活かしてもらおうというものです。

ということは、毎年、健診を受けられる制度だということを意味しています。

有効期間は、毎年4月1日付けで送られてきて、翌年3月31日までとなっています。

後期高齢者健診の対象者は

検診の対象者は「札幌市内に住む後期高齢者医療制度に加入している人」だということです。

北海道後期高齢者医療広域連合から、委託を受けて、札幌市が実施するというものです。

「受診券」を利用できない場合も記されていました。

①病院または診療所に6カ月以上継続して入院している人

②「高齢者の医療の確保等に関する法律」に規定する施設に入所または入居している人、

・「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」に規定する障害者支援施設

・「老人福祉法」に規定する養護老人ホーム又は特別養護老人ホーム

・「介護保険法」に規定する特定施設(有料老人ホームなど)又は介護保険施設

③年度途中で、後期高齢者医療制度に加入した人で、すでに今年度に入って加入前の医療保険の健診を受診した人

④市外からの転入者で、今年度に入ってから転入前の市町村の健診を受診した人

などに該当する人は受診できないとの要件があります。

ただし、現在医療機関に通院中の場合でも受診できるとのことです。

妻の父親の場合は、グループホームに入所していますが、今までも対象になっていたのでしょか?だとすると、今まで、案内がなかったのはなぜでしょうか?(>_<)

市の見解は

区役所の担当係の方や、保険センターに問い合わせると、

該当者には、毎年、年度初めに、お知らせしているとの回答をいただきました。

グループホームの入所者も受診できる対象者です・・・とのこと。

しかし!

必ずしも受診しなければならないという制度ではなく、

受診する、しないは、個人の自由だとも付け加えられました。

今まで案内がなかったと思ったのは、私の勘違いかもしれません。

健診の内容

健診の自己負担額

地域の医療機関で受診する場合、

後期高齢者健診の自己負担額は500円です。

これに希望により付加健診を行う場合は、+500円で受診できます。

住民集団健診会場を利用する場合は、

後期高齢者健診の自己負担額は400円です。

付加健診を行う場合は+500円必要となります。

どちらで受診しても、とても少ない費用負担となっています(^^)

検査項目

基本健診は、

・診察-体重と血圧をもとにした問診があります。

・血液検査-脂質、肝機能、血糖、尿酸などから、肝機能、糖尿、腎機能の状態を検査します。

・尿検査-糖尿、腎機能を調べます。

オプションで、

・白血球検査や貧血検査で体内の炎症や血液疾患を調べます。

・心電図検査で不整脈などを調べます。

後期高齢者が気を付けなければならないことは、一応網羅されています。

このレベルの検査は、グループホームでも提携の病院で行っていただいているものです。

平成30年10月からは歯科検診も対象になっているようです。

結論

妻の父親の場合は、グループホームと提携してる病院で、

定期的に診察、必要な検査を受けていて、健康状態のチェックは行われていますので、

今回の、市の案内に基づく健診は、特に受診しなくてもよいのではないか

という判断をしました。

なにはともあれ、後期高齢者の健康維持のための健診制度があったんだ、

という認識を、新たにした機会となりました(^^)

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